スペイン旅行 トイレの探し方、見つけ方、使い方
日本では、駅には必ずお手洗いがありますが、スペインの主な地下鉄の駅にはお手洗いはありません。観光名所付近の通りには、ボックスタイプの有料の公衆トイレが時々ありますが、一般的に公共の場所にお手洗いはあまりありません。では観光の際にどうすればいいのか、知っておいて損はないスペインのお手洗い事情をまとめてみます。メジャーなスポットは?
無料の公衆トイレが必ずあるのは、観光名所の施設内。バルセロナであれば、「サグラダ・ファミリア」、「カサ・ミラ」、「カサ・バトリョ」、「ピカソ美術館」、「ミロ美術館」などがあげられます。トイレの数も多く、清掃もそこそこ行き届いている場合が多いです。困ったらここ! 飲食店には必ずトイレがある
どんな田舎町にも必ずあるのは、バルやレストラン。法律で定められているので、必ずお手洗いがあります。ただトイレ利用のみで何も注文しないのはNGです。バルセロナの中心部では、店の入り口に「トイレ利用のみはお断り」(Toilets fot clients/Aseos para clientes)とはっきり提示されている店もあります。ペットボトルの小さな水や、エスプレッソコーヒーなど、最も安いもので構わないので、何か注文しましょう。「マクドナルド」や「パンズ&カンパニー」「バーガーキング」などファーストフード店は、注文をしなくても利用できますが、近年できた新しい店のなかにはレシートに記載されているコード番号が必要なところもあります。
穴場はホテル
偶然近くにあれば、ホテルのお手洗いを借りるのもいいアイデアです。必ずレセプションに声をかけてください。トイレの利用で気を付けたいこと
スペインのトイレには、便器の蓋や便座がないことが多々あります。清潔でないことも多いので、中腰で用を足す、もしくはウェットティッシュなどを持ち歩いて利用前に掃除するくらいのつもりでいてください。またトイレ全体や、個室内の電気が数分で自動できれる節電タイプのところもあります。利用中に突然真っ暗に……ということもあるので、暗闇でもサイド押せるよう、電気のボタンの位置は大体覚えておきましょう。