初めて行くホテルの場合は特に注意
ホテル慣れしている“達人”であれば、各々必要なグッズを携行されることでしょう。ホテルは未知の世界という初心者にとっては、快適なホテルステイを実現するために何が必要かはいま一つ掴み所のない課題です。また、勝手知ったるホテルならばまだしも、初めて泊まるホテルには、どのような設備やアメニティがあるのかはわかりません。例えば高級ホテルであれば、ゲストが快適なステイできるために多くの“モノ”が揃っていますが、好み、趣味嗜好はそれぞれ。リクエストすれば持ってきてもらえるモノであれば問題ありませんが、必ずしもそうはいかないものですし、ビジネスホテルなどでは全てがそろっているとも限りません。
そこでホテル評論家であるガイドが、日常的に利用率の高いビジネスホテルホテルへ宿泊する際に、持って行って助かった! というグッズを挙げてみたいと思います。
1:お持ち帰りスリッパ
ホテルのスリッパは様々。特に誰が履いたかわからない、旧式といえるビニールスリッパに抵抗のある人は多いのでは? 最近の流行は「お持ち帰りスリッパ」です。パイル地でビニール袋に入れられたスリッパ、「ご自由にお持ち帰り下さい」と書かれているあたりも、自分専用スリッパというイメージです。そんなホテルばかりならばいいのですが、ビニールスリッパも未だ多く見かけます。ガイドは、別のホテルから持ち帰った「お持ち帰りスリッパ」をバッグに忍ばせています。丈夫な素材や作りのものが多く、一回使用しただけでは捨てるに忍びないので携行しています。
2:アメニティ
シャンプー、リンス、ボディソープといったアメニティは、ホテルごとでかなり差があります。お気に入りのミニサイズを携行するのもいいですし、デラックスホテルで見かけるミニボトルタイプであれば、使わず持ち帰ってコレクション、その中からお気に入りをみつけ、次回のホテルライフに携行するのも楽しいものです。ボトルとはいっても、入れ替え式の大型ボトルタイプは、もちろん持ち帰り不可です。
3:入浴剤
デラックスホテルはバスタブもゆったりしているので、くつろぎバスタイムのために入浴剤を用意しているケースが多くなりました。一方、最近のビジネスホテルでも大きめの浴槽を備えるホテルもあるので、入浴剤を携行すればお風呂タイムも充実しそうです。夏にはクールタイプの入浴剤、冬には柑橘系のタイプなど、季節に合わせた入浴剤を持ち込めば、リラックスバスタイムが楽しめるでしょう。4:部屋着
リラックスといえば客室着も重要。最近はデザイン性が高く、品質の優れたものもありますが、昔ながらの浴衣の場合もあります。特に事前に客室着の種類やサイズなど確認するのは困難でしょう。リクエストすれば希望サイズを用意してくれるホテルもありますが、普段自宅で使用している部屋着のリラックス度にはかなわないもの。非日常度は低くなるもののリラックス度は高く、快適なホテルライフの一助となることでしょう。荷物になる心配もありますが、圧縮袋など利用すると携行も楽です。5:ランドリーバッグ
洗濯物をまとめるランドリーバッグもあったら便利です。本来ランドリーバッグは洗濯物をフロントに預けるための袋です。高級ホテルにあるような布製のバッグは持ち帰り不可ですが、ビニール製のものであれば持ち帰ることも可能で、洗濯物など入れるのに便利。客室に備えられていることが多いですが、小さい場合やそもそも備えていないケースもあります。一部のホテルではサイズも大きくビニールが厚く、しっかりした作りのものも見かけます。ガイドはホテルから洗濯物を入れて持ち帰ったバッグの中で、しっかりした作りのものはスーツケースに忍ばせ、必要に応じて再利用しています。
6:三又ソケット
最近では備えるところも見かけるようになりましたが、盗難の心配もあるので基本的には備えられていないと思った方が良いでしょう。特にビジネスホテルではコンセント数が少ない施設も多く、三又ソケットを持ち込むと、スマホやノートパソコンなど充電が必要な時に助けられることが多くあります。特にビジネスマンであれば、イザという時に役立つことが多いかも。とはいえぐれぐれも電圧には注意です。以上、ガイドがホテルへ宿泊する際に携行するグッズを紹介しました。男性・女性また異なる視点になるでしょうし、リゾートホテルや旅館などでも携行グッズは変わってくることと思います。ホテルではリラックスしたいもの。是非、それぞれの必携グッズでホテルステイを有意義な時間にしていただきたいと思います。