テクノポップ/アーティストインタヴュー

Saoriiiii、チャップリン女子でエレクトロスウィング(2ページ目)

帰ってきたSaoriiiiiちゃんが、3月23日にアルバム『NOSTALGY』をリリース! ヴィレヴァンで流れていたエレクトロスウィングをヒントに、まるでチャップリン女子のような姿でレトロに歌ってくれます。4月1日には久々のリリパ@渋谷 Star loungeです。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

スコッチウイスキー大好き

ガイド:
続く「バランタインtonight」でもエレクトロスウィング全開! バレンタインではなく、バランタイン……スコッチウィスキーの代名詞ですね。僕はあんまり量的に飲める人ではないのですが、お酒は好きですか?

Saoriiiii:
バランタイン含めスコッチウイスキー大好きなんです。私も量的には飲めませんよ。バランタインという言葉がこのスウィング独特のメロディーにぴったりハマったので使わせてもらいました。

おまじないは効かないが、ジンクスは気にする

ガイド:
KANICRAFTさんが作曲した「オ・マ・ジ・ナ・イ」は、(良い意味で)ストレンジなエレクトロニカに仕上がっています。「世の中の儚さ」を歌うような、Saoriiiiiちゃんの持ち味でもある(笑)ネガティヴなパワー(こちらも良い意味にとってください)を感じます。あまり、おまじないは効きませんか?

Saoriiiii:
あんまりおまじないをやったことありませんけど(笑)、効かないと思っています。でも臆病なのでジンクスなどは結構気にしちゃいます。これをやらなかったら失敗する、とか。
saoriiiii

Saoriiiii


作詞者としての産みの苦しみ

ガイド:
今回のアルバムは、作詞はSaoriiiiiちゃん、作曲はKANICRAFTさんとInimmaさんとが中心になり出来上がっています。Inimmaさんが作曲した「Dancing Through the Night」は、アルバムの中では珍しくタテノリのグルーヴ感に溢れています。歌詞からは、もがきながらも未来に向かっていく気持ちが伝わります。今の自分の心境とかが反映されているのでしょうか?

Saoriiiii:
この曲はテーマが中々定まらなくて、歌詞に一番時間かかった難しかった曲です。復活するまで、してから、これからを歌詞に乗せて思いを書きました。ファンの方へのメッセージも込めています。みんなでライヴで盛り上がれたらいいなぁと思う曲です。

私が好きな港町

ガイド:
「港町ラブストーリー」は、昭和初期的なノスタルジーの世界。さすらいの風来坊みたいな(笑)。日本には港町が多いですが、どこが好きですか?

Saoriiiii:
そうなんですよ! 1つの古い白黒映画みたいにしたくて。この歌の舞台はヨーロッパの昔の港町のイメージなのですが、歌詞に出てくる「彼」はヨーロッパ版寅さんみたいな人をイメージしてほしいです(笑)。私が好きな港町はやっぱり自分の生まれ育ったところです。海が近くて車で少し走れば空港が見えて飛んでいく飛行機をぼーっと見るのも好きです。
saoriiiii

Saoriiiii


もうすぐリリースパーティー

ガイド:
4月1日にはリリースパーティーも予定されていますが、是非抱負を聞かせてください。個人的には、岸和田弁でのMCを期待しています!

Saoriiiii:
リリースパーティーなんて何年ぶりだろう! 沢山の方に協力してもらってできた、とても大切なアルバムができました。1曲1曲に思いを詰め込みました!! みなさんにも気に入って頂けると嬉しいです。そして4月1日はみんなで楽しくパーティーできたらいいなと思っています!!ぜひ遊びに来て下さい(^^)

岸和田弁のMCは、考えておきます。ファンの方に引かれないかが不安で(笑)……

ガイド:
少なくとも僕は岸和田弁で引きません(笑)。リリースパーティーの成功を祈ります!

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