かつては「ペットを飼うなら一戸建て」というのが一般的な考え方でしたが、最近はマンションでも「ペット可」の物件がかなり普及してきました。猫や小型犬など種類が限られるケースは多いものの、ペットを飼う人の住まいの選択肢は格段に増えたといえるでしょう。
私自身はペットを飼っていないのであまり詳しくはなかったのですが、あるとき友人に連れられて大型のペットショップをのぞいてみたところ、ペット用品やペットフードの多様さにびっくりしました。
ペットフードの例だと、幼犬用、母犬用、小型犬用、大型犬用、高齢犬用、あるいは猫缶の「ささみ入り」「しらす入り」「おかか入り」「牛肉入り」「さけ入り」「かにかま入り」などはまだ序の口のようです。
肥満犬用のダイエットフード、焼津産、枕崎産、北海道の何とか、玄界灘の何とか、「ゼリー入り」に「ゼリーなし」、鯛入り、海老入り、野菜入り、角切り、ざく切り等々、とてもここに書ききれるような種類ではありません。それ以前に、その種類を覚えきれませんでしたが……。
小さなスーパーで売られている人間向けの食料より数倍も種類が多いような感じで、ペット用品に関してもその種類は豊富です。
これらのうち、ごく一部の商品(売れ筋商品?)は一般のスーパーやコンビニ、100円ショップなどでも売られていますが、特定用途のものや高級品だと近所のお店ではなかなか手に入らないケースも多いのではないでしょうか。
たいていのものはインターネット通販で買える時代だとはいえ、いつも通販ばかりというわけにもいかないでしょう。手にとって感触を確かめてから買いたいペット用品もあるはずです。
「ペット可」の物件はそれなりに増加したものの、「近くのペットショップで何でも揃うペット可マンション」に限定すると、その数はかなり少ないようにも感じられます。
市販のペットフードやペット用品に「何らかのこだわりのある人」が家を探すときには、物件よりも先に周辺のペットショップをチェックすることから始める必要があるのかもしれません。
ペットも大切な家族の一員
>> 平野雅之の不動産ミニコラム INDEX
(この記事は2007年11月公開の「不動産百考 vol.17」をもとに再構成したものです)
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