ミクロクテノポマ・アンソルギーの基本情報と飼育方法
画像 長谷川秀樹
学 名:Microctenopoma ansorgii (Boulenger, 1912)
通称名:
英 名:Ornate ctenopoma
分 布:コンゴ
サイズ:8cm
Temp :26-28℃
pH :6.0-8.0
濃いオレンジの地肌に黒いストライプと、非常に派手な色彩が魅力。特に雄は雌と比べ、背ビレと尻ビレが大きく、闘争時や求愛時の発色には目を見張るものがある。
ミクロクテノポマの中ではポピュラー種で、常時店頭で見かける種では無いものの目にする機会は少なくない。ワイルド物からヨーロッパ、国内繁殖個体物まで、幅広く販売される。
同種間では可也激しく争うため、飼育の際には注意が必要。これは雌雄にも当てはまり、ペア飼いで一方が激しく攻撃される場合は、セパレータなどで隔離するなどの対策が必要。相手を殺すまで攻撃を仕掛けることも多々ある。他種に対しては、同種間ほど攻撃的ではないものの、温和とまではいかない。
水質は弱酸性付近を維持すれば飼育そのものは難しくないが、飼育水が余り古くなり過ぎないように心掛けると良い。餌は慣らせば人口飼料にも餌付くため、冷凍赤虫や各種人口飼料をローテーションして与えると良いだろう。
繁殖は水面に雄が泡巣を作るバブルネストビルダーだが、ペアリングの難しさ、また孵化直後の稚魚が小さいため繁殖は比較的難しい。ある程度の飼育経験を積んだ、アクアリスト以上が飼える魚だろう。
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