音楽にあわせてボタンを押さない

押忍!闘え!応援団の図

普通は、音楽のあわせて押しますよね

じゃあ、ピアノ タイル 2が他の多くの音ゲーと大きく違うところはなんでしょうか? これは音ゲーをよく遊ぶ人にとっては盲点かもしれません。初めて遊ぶと、あ、これアリなんだ、と思います。音ゲーにとって重要なものが、ピアノ タイル 2にはないのです。

それは、タイミングを示す表示です。多くの音ゲーは、音楽にあわせてタイミングよくボタンを押すゲームです。ジャストのタイミングで押せれば評価が高く、ずれればポイントが低くなり、その延長線上に押すべきアイコンを見逃したというミスがあります。

しかし、ピアノ タイル 2にはアイコンを流れてくるタイルをここでタップしろという表示がありません。じゃあ、どこで押したらいいのかというと、画面内であればどこで押しても、どのタイミングで押してもいいのです。

そして音楽に合わせてタイルをタップするのではなく、タイルをタップした時に音楽が流れるのです。

まるで自分で演奏しているような気分に

バンブラを遊ぶ図

自分で演奏しているように、というと「大合奏!バンドブラザーズ」シリーズを思い浮かべますが、大きな違いはやはりタイミングの指示でしょう

例外もありますが、よくある音ゲーは、後ろにベースになる音楽が流れていて、表示されたタイミングでボタンを押すなり画面をタップするなりすると、メロディが流れるとか、リズムを追加するとか、そういう仕組みになっていることが多いと思います。

ピアノ タイル 2は自分がタイルをタップしなければ音が鳴りません。そしてタイルをタップするタイミングは自由です。そうすると、テンポやリズムがメチャクチャになるんじゃないか、と思いますよね。タイルが流れてきて画面上にある間に順番に押していくという制限があるので、それなりに形にはなりますが、当然タイミングがおかしくてたどたどしい演奏になることもあります。そう、ちょうどピアノが下手な人がなんとか曲を演奏できているような感じで。

そのうち慣れてくると、上から下に流れてくるタイルを追って指を上下させるよりも、一定の場所で待ち構えて、左右にだけ動いてタップした方がうまくいくことに気がつきます。そうするとテンポとリズムのあった綺麗な音楽が流れ、まるで自分がすごく上手に演奏できているような気分になれます。

コロンブスの卵というか、タネを明かしてしまうと拍子抜けしてしまうような単純な話なのですが、ピアノ タイル 2の中で、この仕組みは実にうまく機能しています。