テクノポップ/アーティストインタヴュー

近未来的ギタリスト、michirurondo(2ページ目)

michirurondoさんが、2回目の登場です。1月27日に2年ぶりに2作目『FUTURE』をリリース! 前半は、ガツンとエレクトロ、後半は感謝を込めたアコースティックと、ギタリストとして「未来」をテーマにメッセージを届けました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ポジティヴな未来

ガイド:
タイトル・トラックともなる「FUTURE」は、文字通り未来についての歌。ポジティヴな気持ちが前面に出ていますが、同時に3分ちょっと前のちょっとセンチメンタルな間奏部がとてもいいアクセントになっていますね。歌詞からすると、michirurondoさんはとてもポジティヴ思考に思えるのですが、自己分析はどうですか?

michirurondo:
「FUTURE」は最高にポジティヴな曲ですね。作った私も聞いてると元気が出てきます♪♪ 私自身は自分の中にいろいろな自分がいると思ってます。人間なので弱いとこもあるし、しょうもないとこもあります。でも、雨が止まない事はないと思ってるし、自分の見方によって、世界は何色にだって見えると思ってます。「FUTURE」はMV化も決定していて、ストーリー仕立てになっているんです。その中でもあの間奏部分は主人公の女の子が、更にもう一歩踏み出していく印象的なシーンが入ってきます。
michirurondo

michirurondo


michirurondoのロックスター

ガイド:
MV、楽しみにしています!
「ROCKSTAR」…女子がこういうテーマの曲を作るのはいい意味での意外性があって、嬉しいです。女性でも男性でも構いませんが、michirurondoさんにとっての永遠のロックスターとは誰でしょうか?

michirurondo:
そう言っていただけると嬉しいです!「ROCKSTAR」はライヴでも盛り上がる曲ですね。私にとってのロックスターはスティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)。ブルースのスターなんですが、私にとってはロックスターです。

ドラマへのオマージュ

ガイド:
ギタリストですが、渋すぎます(笑)!
どこか甘い青春の香りがする「ストロベリーオンザショートケーキ」…どっかで聞いたことのある言い回しと思い、検索してみると、タッキーが主演の2001年のテレビドラマ(こちらは「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」)と同じですね。これは単にショートケーキが好きだから、それともドラマへのオマージュなんでしょうか?

michirurondo:
当時テレビっ子だった私はよくドラマを観ていましたね。「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」もその一つです。内容はあまり関係ありませんがタイトル自体はオマージュですね。一つ頭に強烈に残っている部分があることがあります。ドラマの中でイチゴを最初に食べるのか、それとも残しておいて後で食べるのか、という部分がありまして、曲の中でも出てくる、「一口でなんていやだよ」という部分は甘酸っぱいショートケーキを一瞬で終わらせないでという切ない部分が出ています。イチゴがないケーキはショートケーキじゃなくなるという表現も、その切なさに当てはまりますね。
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