Facebookをうまく使ってママ友との良い関係を築こう
Facebookを使う時のポイント
ママ友同士の間で、Facebookを通じて様々なトラブルが起きています。一体どのようなトラブルが起きているのでしょうか。トラブル実例と対処法をご紹介していきます。トラブルを避けるためのポイントは、
○公開範囲を制限する
(友達になる相手も限定する)
○顔写真、名前、学校名などは勝手に公開しない
○他人の写真公開、タグ付けをしたい時は事前に了承を得る
です。
子供の写真を勝手に投稿された……!
主婦Eさんは、Facebookを見て目を疑いました。何と、いつの間にかママ友とママ友の子供と一緒に撮った写真がアップロードされていたのです。自分と自分の子供の顔がはっきりと写っていました。しかも「仲良しのFちゃんとFちゃんママと♪」と子供の名前まで書かれていました。知らない人が、「お子さんたち二人とも可愛いね」などとコメントをしており、ぞっとしてしまいました。主婦Gさんは、子供の名前はネット上に公開しない主義です。ところが子供のバースデーケーキ写真をFacebookにアップしたところ、「Hちゃんお誕生日おめでとー!ところで来週J小学校の運動会なんだね。Hちゃんがんばれー」と、子供の名前と小学校名を書き込まれてしまい、慌てたといいます。
顔写真は個人情報なため、ママ友や子供の写真などを勝手にアップすることは避けましょう。写真が悪用される例は少ないものの、子供の写真を勝手に自分の子供の写真として使われた例もあります。コメント欄も含め、名前や学校名などの個人情報は書き込まないようにしましょう。自分がされたくない場合は、事前に「子供の顔写真や名前は公開していないの」とスタンスを伝えておくといいでしょう。
トラブルを避けるためには、写真を撮る時に「Facebookにアップしてもいい?」と聞いておきましょう。公開時は、公開範囲を友達限定、グループ限定などにするとより安心です。自分と自分の子供以外の顔部分をスタンプで加工して投稿するのもお勧めです。
タグ付けも勝手にすると不快に感じる人がいます。そこにいたことを他のFacebookの友達に知られたくない人もいるかもしれません。しかし、タグ付けをしてあればその投稿や写真などを見逃さずに済むのも事実。そこで、やはり撮影した時にタグ付けしてもいいかどうか本人に確認しておくことが大切です。
個人情報、位置情報に注意
自分の子供でも、顔写真と名前などの個人情報の取り扱いには注意しましょう。子供がお風呂に入っている写真などは、悪用される可能性があります。子供の名前を掲載すると、将来子供に迷惑がかかる可能性もあります。写真を公開する場合でも、公開範囲を友達限定にしたり、FacebookではなくLINEに公開するようにするとなお安心です。スマホで撮影した写真には位置情報がついています。Facebookなどの大手SNSではアップロードする時に自動的に情報が削除される仕組みとなっていますが、他の場にアップロードすると、撮影場所が分かってしまい、自宅の位置などが特定される可能性が高まります。スマホの位置情報自体をオフにしておくか、カメラなどアプリごとに位置情報をオフにしておきましょう。