納得内定を掴んだ先輩達には「共通点」があった…
就活は動くことから!
実際に参加された学生から最も多く聞かれた声は…
「そんなことして良いのですか?」
「そこまでやって失礼にならないでしょうか?」
この言葉こそが、越えなければならない「就活の第一段階の壁」を物語っています。
●システム化された就活の流れの上でようやく辿り着く内定
●自分が主役として掴みに行った内定
この違いが最後の最後に「納得」という大きな差となって表れてくるのです。納得内定を掴んだ先輩達の「共通点」、それは「動くこと」で答えを探した就活なのです。
本気度が表れる「動く就活」は企業もウェルカム
特に、売り手市場(学生が有利)が急激に進んだ現状では、企業は学生側からの積極的なアプローチをウェルカムの姿勢で受け止めてくれます。そこにその企業に向けての本気度が表れるからです。もちろんそれは常識の範囲内で…ではありますが(笑)。例えば、あなたが新規開拓の営業だとします。先方は良い商品・良いサービスならば積極的に採り入れたいと考えているとしたら、あなたは企業の代表アドレスにメールで打診しますか?それとも直接電話を入れて、担当者と話す機会を得ますか?
出来るビジネスマンであれば、もちろん後者(若しくは両方)のアクションを起こします。それは全く常軌を逸した行動ではなく、社会人としてはかえって当たり前の行動です。与えられるままの情報を待つのではなく、一歩踏み込んで掴んでいく行動力が新しい道を創っていくのです。
ココを一歩踏み込んで「動く就活」へ
それでは実際の就活に置き換えて、いくつかの例を考えてみましょう。●OB訪問をしたいと思った企業に母校の先輩が居ない、その時あなたはどうしますか?
●企業説明会が「満席表示」の場合に、次の説明会の告知まで待ちますか?
●「遠距離就活」各社の面談日程に合せますか?自分で日程マネジメントして打診しますか?
●興味がある企業なのに求人募集が出ていない、だからあきらめますか?
「正解」は全てこちらからアクションを起こしていくことです!
採用担当者も大まかな予測を立てて様々なセッティングをしていきますが、前向きなイレギュラーなら喜んで応じてくれるはずです。以下の例を参考にして是非積極的に動いてみてください。
OB訪問をしたいと思う企業に母校の先輩が居ない
⇒ 例えOB・OGが在籍していなくても企業は快く応じてくれます。あなたの希望する部署の先輩社員を紹介してくれるでしょう。忙しい仕事の合間に時間をとって戴くのですから、礼儀だけは忘れずに積極的にお願いしてみましょう。企業説明会が「満席表示」の場合
⇒ 予定座席数より数割増しの予約をとっていたとしても、会社説明会当日になると「満席」になることはほとんどあり得ません。それぐらい当日キャンセルや無断欠席が多いということなのですが…それならば、前日に電話を入れて熱く打診してくる学生の方が、数段良い人材となるでしょう。企業は、採用担当者は、そういう人を待っているのです。「遠距離就活」各社の面談日程がバラバラで困る
⇒ Uターン就活や地方から都市圏への就活の場合、各社ごとの日程に合せていくことは時間的にも経済的にも本当に難しいことです。自分が確実に動けるスケジュールを確認した上で、正直に打診をしてみましょう。あなたの本気度が伝われば、特別なスケジュールを組んで貰えることもあります。採用活動でも就職活動でも、一番いけないことは「妥協」して終わらせることです。興味がある企業の求人募集が出ていない
⇒ 業界研究や企業研究を積極的にやっていくと、求人サイトには掲載されていない企業を見つけることもあるでしょう。その場合には躊躇せず人事担当者に電話を入れ「関心の高い気持ち」を伝えてみましょう。企業側にもその時々の事情があります。例えば“新卒採用を考えてはいたが採用経験が無い”“一人二人の採用予定はあるが広告予算が取れない”etc…あなたの小さな勇気が大きなチャンスを生むことにも繋がります。自ら積極的に「動くこと」で予想外の展開を生む就職活動。「納得内定」は選ぶことではなく、掴む姿勢から生まれると言っても過言ではありません。
「そんなことして良いのですか?」
「そこまでやって失礼にならないでしょうか?」
この気持ちこそが、越えなければならない「就活の第一段階の壁」なのです。
恐れずにチャレンジしていきましょう!
≪次回は2月に更新≫
納得内定!≪就活マスター三ヶ条≫ その二「感じる」
“感じる”ことの大切さを、お届けします。
~人に会って、人を見て、人を聴く~ 大切なあなた自身の就活のために