家族・親族とのつながりを重視した演出が人気
「絆」を象徴する結婚式の定番演出と言えば、「父親とバージンロードを歩く」「花嫁が感謝の手紙を読む」「花束贈呈」「生い立ちビデオ」などがありますが、最近の結婚式では、「お色直しの際に母親や姉妹にエスコートしてもらう」「親にサプライズプレゼントを贈る」などの演出もよく見かけるようになりました。そんな中、「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」の「実施した演出」にも登場し、すでに定番化しつつある「絆」をテーマにした演出をご紹介します。
ユニティキャンドル
両家母親との共同作業・ユニティキャンドル。
「ユニティ」には「一つになる」という意味があり、両家が一つの家族になるという思いが込められています。この演出により、親にもスポットを当て印象に残る結婚式にすることで、親へ感謝の気持ちを伝える良い機会になりそうです。
サンドセレモニー
サンドセレモニーで二人だけのオリジナルアートを記念に。
2つの家族が混ざり合って新しい愛の形を作り上げるという意味で、絆をテーマにした日本のウェディングでもよく見かけるようになりました。新郎新婦二人で行うケースが一般的ですが、家族に手伝ってもらうという演出も増えているようです。
ダブルリングセレモニー
サンドセレモニーで二人だけのオリジナルアートを記念に。
エンゲージリングは婚約指輪という名の通り、結婚式では登場しないものでしたが、マリッジリングの交換の後、「幸せを重ねる」「幸せを閉じ込める」という意味を込めて新婦の指にエンゲージリングを重ねるのだそうです。せっかくプレゼントしてもらった高価なリングの登場場面ができ、二人の絆をより強められるということで人気上昇中の演出です。
ベビーリングセレモニー
おめでた婚の心温まる演出・ベビーリングセレモニー。
指輪の交換の際、新郎が妊娠中の新婦に、このベビーリングをチェーンに通したペンダントをかけてあげるという儀式がベビーリングセレモニーとして人気です。いまでは1/4以上と言われるおめでた婚のカップルならではの心温まる儀式は、出席者も一緒に赤ちゃんの誕生と幸せを願う、優しい雰囲気に包まれます。
ベールダウン
母と娘の絆を深める、ベールダウン。
母娘の会話ができる束の間の時間ということで、家族との絆を深める演出として60.3%の人が実施しています。
どれも会場の雰囲気が優しくなる、温かい演出です。結婚式に取り入れてみてはいかがでしょう。
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