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ユニティキャンドルって?結婚式の新定番「絆」演出5

震災以来、急速に高まった「絆」を大切にする意識。結婚式でも絆を象徴する演出が増えてきました。新定番とも言える最近の「絆」演出をご紹介します。

森川 さゆり

執筆者:森川 さゆり

結婚ガイド

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家族・親族とのつながりを重視した演出が人気

「絆」を象徴する結婚式の定番演出と言えば、「父親とバージンロードを歩く」「花嫁が感謝の手紙を読む」「花束贈呈」「生い立ちビデオ」などがありますが、最近の結婚式では、「お色直しの際に母親や姉妹にエスコートしてもらう」「親にサプライズプレゼントを贈る」などの演出もよく見かけるようになりました。

そんな中、「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」の「実施した演出」にも登場し、すでに定番化しつつある「絆」をテーマにした演出をご紹介します。

ユニティキャンドル

両家母親との共同作業・ユニティキャンドル。

両家母親との共同作業・ユニティキャンドル。

教会の祭壇に飾られた3本のキャンドルの両端の2本に、新郎新婦の母親が火を灯し、そのキャンドルの火を、新郎新婦が中央のキャンドルに点火するという儀式。欧米のキリスト教式ウェディングではよく行われる演出だそうです。

「ユニティ」には「一つになる」という意味があり、両家が一つの家族になるという思いが込められています。この演出により、親にもスポットを当て印象に残る結婚式にすることで、親へ感謝の気持ちを伝える良い機会になりそうです。

サンドセレモニー

サンドセレモニーで二人だけのオリジナルアートを記念に。

サンドセレモニーで二人だけのオリジナルアートを記念に。

新郎新婦それぞれが選んだカラーサンドを、一つのガラス瓶に注ぎ込み、世界に一つだけのオリジナルのアートを作るという儀式。ネイティブアメリカン発祥というこの儀式は、アメリカのウェディングでよく行われる演出だそうです。

2つの家族が混ざり合って新しい愛の形を作り上げるという意味で、絆をテーマにした日本のウェディングでもよく見かけるようになりました。新郎新婦二人で行うケースが一般的ですが、家族に手伝ってもらうという演出も増えているようです。

ダブルリングセレモニー

サンドセレモニーで二人だけのオリジナルアートを記念に。

サンドセレモニーで二人だけのオリジナルアートを記念に。

欧米では、指輪を交換すること自体をダブルリングセレモニーと呼ぶようです。しかし、指輪の交換が一般的だった日本で最近行われるダブルリングセレモニーは、挙式の指輪の交換の際、マリッジリングだけでなく、エンゲージリングも新婦の指にはめるという儀式のことを言います。

エンゲージリングは婚約指輪という名の通り、結婚式では登場しないものでしたが、マリッジリングの交換の後、「幸せを重ねる」「幸せを閉じ込める」という意味を込めて新婦の指にエンゲージリングを重ねるのだそうです。せっかくプレゼントしてもらった高価なリングの登場場面ができ、二人の絆をより強められるということで人気上昇中の演出です。

ベビーリングセレモニー

おめでた婚の心温まる演出・ベビーリングセレモニー。

おめでた婚の心温まる演出・ベビーリングセレモニー。

ベビーリングとは、出産祝いに赤ちゃんの誕生石が入ったリングをプレゼントするという、ヨーロッパの風習です。

指輪の交換の際、新郎が妊娠中の新婦に、このベビーリングをチェーンに通したペンダントをかけてあげるという儀式がベビーリングセレモニーとして人気です。いまでは1/4以上と言われるおめでた婚のカップルならではの心温まる儀式は、出席者も一緒に赤ちゃんの誕生と幸せを願う、優しい雰囲気に包まれます。

ベールダウン

母と娘の絆を深める、ベールダウン。

母と娘の絆を深める、ベールダウン。

2015年のゼクシィトレンド調査で「実施した演出」1位に踊り出た、ベールダウン。父親と腕を組んで入場する前に、母親にベールをおろしてもらう儀式です。

母娘の会話ができる束の間の時間ということで、家族との絆を深める演出として60.3%の人が実施しています。

どれも会場の雰囲気が優しくなる、温かい演出です。結婚式に取り入れてみてはいかがでしょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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