「お気に入りのインテリア雑貨を飾ってみたけど物足りない」「お招きのテーブルを作りたいのに、おもてなし感がイマイチ」というときは、小さな花がお役立ち!
お手頃価格のミニブーケで部屋を飾る
ショップのようなセンスが無くても、花屋さんのミニブーケがあれば大丈夫。小さくても見栄えがいいように作られているから、手持ちの花瓶や食器にそのまま飾れます。ミニブーケだけでは少し心配という方は、緑の葉もの・枝ものを併せて用意すると安心ですが、必須アイテムというわけではありません。ブーケをふたつ買って組み合わせればOKという場合もありますから、柔軟に考えましょう。
飾り方1:グラスやカップ&ソーサーをそのまま使う
茎の長さがほぼグラスの深さと同じくらいなら、ほぼカットせずに済みます。ペアで持っていたのに片方が割れてしまったグラスや、衝動買いしたけど活用度がイマイチなグラスがあったら、花器として活用してみましょう
花を飾るときは花瓶やグラスなどをブーケの隣に並べてみて、グラスの縁の上の、どのあたりに花がくるといいかをイメージしながら、カットする位置を決めます。このような場合はグラスに挿すだけ。インテリア雑貨も加えて、カジュアルなおもてなしの空間を作ってみてはいかがでしょう。
浅いカップを使う場合は、花や葉を寝かせるようにして生けます。まず、ミニブーケの葉っぱなどを置きます。次に、茎の部分が見えないように高さを調節した花を置きます。
器と茎の長さの関係性が把握できれば、花を飾るのが簡単になります。コツさえわかれば、盃のような小さなものでも花器として活用できます。
飾り方2:器を重ねる
無色透明なグラスを花器代わりに使った場合、外側から茎が見えて、雑な印象になることがあります。こういう場合は、透けない素材の器と重ねます。手持ちの食器のなかから、安定性のよい組み合わせを見つけ出しましょう。ここでは枡(ます)を使っています。枡の中にグラスを入れます。すると、枡とグラスの隙間が不恰好に見えますよね。ここで、枡に水を注ぎ、外側の空間に枝もの、葉ものを指していきます。変な隙間が見えなくなれば大丈夫です。
枡を使えば和風に、洋風の器を使えばまた違った印象になります。使う葉や枝の種類によって様々なアレンジが可能なので、いろいろ試してみると良いでしょう。
小さなブーケを分けて飾れば華やかに
テーブルに飾る花の場合は、ゲストが見る方向からチェック。変に隙間が見えたりしていないかなど確認しておきたいですね。インテリアにプラスする場合は、アイテムが隠れないよう台を作ってあげるなどの気配りもお忘れなく
豪華な花束を買わなくても、小さな器に分けて飾ると華やかさが増します。花のひとつひとつが良く見えますし、花器や食器のボリュームもプラスされます。また、花束をひとつの花瓶にまとめて飾るよりも、より広い範囲を飾ることができるからです。日常に少しの潤いを運んでくれる簡単なフラワーアレンジをぜひ楽しんでみてください。
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