まずは上半期の日本バドミントン選手の結果を振り返る

No.1は誰だ!?

No.1は誰だ!?

2015年の8月末までの試合結果の中から世界ランキングに影響のあるスーパーシリーズと世界選手権の結果を開催順に振り返ってみましょう。
日本人選手は、各大会でどういった成績を残したのでしょうか。

 
◆全英オープン

3月3日からイギリスのバーミンガムで行われた本大会。

男子シングルス、男子ダブルスでそれぞれ佐々木翔選手、遠藤&早川ペアが第3位となっています。日本男子勢、良いスタートです!

その他、男子シングルスの桃田 賢斗選手は準々決勝で”レジェンド”リン・ダン選手とあたり、ゲーム数0-2で敗れてしまっています。また女子ダブルスでは垣岩&前田ペアも準々決勝でファイナルゲームの末、中国のTIAN&ZHAOペアに敗れています。


◆インドオープン
3月24日からインドのニューデリーで行われている本大会。

今度は日本女子勢が頑張りました。女子シングルスでは、橋本 由衣選手が第3位。そしてなんと女子ダブルスでは松友&高橋ペアが優勝を飾りました。

一方、男子勢は準々決勝までシングルスの上田 拓馬選手、ダブルスでは平田&橋本ペア、遠藤&早川ペアが同じく準々決勝まで勝ち進みましたが、それぞれインドのSRIKANTH選手、CHAI & HONGペア(中国)、IVANOV & SOZONOVペア(ロシア)に敗れています。


◆マレーシアオープン
3月末から4月にかけてマレーシアのクアラルンプールで行われた本大会。

本大会では日本勢はメダルに届くことはかないませんでした。準々決勝で、男子シングルスでは桃田 賢斗選手がCHEN Long選手(中国)、男子ダブルスでは遠藤&早川選手がAHSAN & SETIAWANペア(インドネシア)、女子シングルスでは奥原選手がWANG Shixian選手(中国)にそれぞれ敗れ、惜しくも先へ進むことはできませんでした。


◆シンガポールオープン
4月7日からシンガポールで行われた本大会。

先日行われたマレーシアオープンからきちりと切り替えて、本大会でも活躍を見せてくれました。男子シングルスでは桃田 賢斗選手が決勝戦での手に汗握る第3ゲームまでもつれる接戦を制して優勝しました。日本バドミントン史上初の男子シングルスのスーパーシリーズ制覇の快挙です。男子ダブルスでは遠藤&早川ペアが第3位、女子ダブルスでは松友&高橋ペア、垣岩&前田ペアがそれぞれ第2位、第3位に輝きました。

1週間前のマレーシアオープンの悔しさを跳ね返すかのように、今季最多の4名(ペア)が表彰台に上る結果となりました。


◆オーストラリアオープン
5月26日からオーストラリアのシドニーで行われた本大会。

ここでも松友&高橋ペアが第3位と表彰台に上がりました。準決勝では中国のTANG & TIANペアと対戦し、1ゲーム目を落とすものの、2ゲーム目は5点差を背負いながら一気に逆転しましたが、ファイナルは序盤で引き離され、そのまま……という展開で敗れてしまいました。

しかし、同ペアはここまでの5大会中で3大会で表彰台に上がっています。


◆インドネシアオープン
6月2日からインドネシアのジャカルタで行われた本大会。

男子シングルスで桃田 賢斗選手が今季2度目の優勝を飾りました。4月のシンガポールオープンから引き続き、またもや快挙です。今季2勝目となります。

また女子シングルスでも橋本 由衣選手が第2位。男女ともにシングルスで表彰台に上がっています。


◆世界バドミントン選手権
8月にインドネシアで行われた世界バドミントン選手権大会では、日本人選手は銅メダルを3種目で獲得しています。

男子シングルスで桃田 賢斗選手、男子ダブルスで遠藤&早川ペア、女子ダブルスで福万&與猶ペア。日本バドミントン勢は世界とも全く互角以上に戦っていけるのです。

2015年上半期まとめ

じわじわと実力をつけてきた日本バドミントン。世界を追う立場から、世界から追われる立場へ変わったと言ってしまってもいいと思います。世界と戦うスーパーシリーズの中で、ここまで日本人選手の活躍が目立っているのですから。

その中でも注目すべきは2つの歴史を変えた選手、男子シングルスの桃田 賢斗選手です。前述の試合結果の振り返り内ではスーパーシリーズと火とくくりに一括りにしていますが、スーパーシリーズの中にはスーパーシリーズプレミアと呼ばれる大会があります。これらは世界ランキングへの影響度の違いなのですが、今まではこのどちらの大会においても、日本バドミントンは男子シングルスでの優勝がなかったのです。

しかし、スーパーシリーズであるシンガポールオープンとスーパーシリーズプレミアであるインドネシアオープンの両方で桃田 賢斗先週は優勝したのです。間違いなく、日本バドミントン界の歴史が塗り替えられた2015年上半期でした。

まだまだ活躍が期待できるぞ、日本バドミントン!

つぎのページでは、下半期を振り返ります。