今期の民放局製作で唯一の大ヒットドラマとなった『下町ロケット』。阿部寛さん演じる佃製作所の社長・佃航平が、国産ロケットの打ち上げや人工心臓弁の開発など夢に向かって突き進む様子と、彼を取り巻く人間模様が描かれています。

視聴率もうなぎ上りの本作。月曜日のオフィスや飲み会ではR30のビジネスマンたちが佃製作所について熱く語る様子も多々目撃されているとか。

ということで、今回は『下町ロケット』で存在感を見せつけ、作品にガッツリ爪痕を残している舞台発の個性派俳優たちをご紹介していきましょう。これを読めばあなたも『下町ロケット』サブキャラ・マイスターになれるかも!

ドラマ界の飛び道具 安田顕

第一部の「ロケット編」、第二部の「ガウディ編」の両編で、技術開発部長・山崎光彦役を演じている安田顕さん。常に寝癖の付いた髪型と昭和テイストの眼鏡で佃に寄り添い、技術者ならではの視点で佃製作所の屋台骨を支えています。

安田さんは北海道出身の42歳。北海学園大学在学中に学園祭の模擬店で、一番楽しそうに盛り上がっていたという理由で演劇研究会に入り、俳優活動をスタート。ここで知り合った大泉洋さんや戸次重幸さんらと「TEAM NACS」を結成するのですが、卒業公演のためのユニットということで1回限りで解散。その後の再結成を経て1998年にプロデビューを果たした「TEAM NACS」は北海道であっという間に人気劇団となり、メンバーは次第に東京でも活動するようになります。

近年では北野武監督作品『龍三と七人の子分たち』で「ジジイ」を連呼するヤクザ・西を演じ、フジテレビのドラマ『問題のあるレストラン』ではオネエのハイジを怪演した安田さん。2016年1月には初の主演映画となる『俳優 亀岡拓次』も公開予定です。

ご本人は自身を「陰・鬱・暗」と称し、特技は牛乳の一気飲み(200mの瓶を2秒で飲むとか)、とにかくすぐに人前で脱ぎたがる……等、数々の”ヤスケン伝説”も語られていますが、役によってガラっと佇まいを変える特異なキャラクターを駆使し、今後も”ドラマ界の台風の目”として、特濃モードの芝居を見せてくれそうです。

そんな佃製作所の若頭(?)、山崎こと安田顕さん以外にも『下町ロケット』には舞台発の個性派俳優がガンガン出演しています!

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