ラベンハムの歴史
エリザベス女王の乗馬用の馬の毛布(ホース・ブランケット)をキルティング加工の生地で作る……。それが、1969年、ロンドン北東部の、美しい村LAVENHAM(ラベンハム)で設立された英国ブランド「ラベンハム」の歴史の始まりです。いまや世界中で人気の同社定番製品となっているキルティング・ジャケットは、1972年に発表されました。2002年には、英国産業界で最高の名誉とされる「THE QUEEN’S AWARDS 」の輸出産業部門で受賞するなど、“キルティング・ジャケットといえばイギリスのラベンハム”として、今も洋服ファンの注目を集め続けています。日本でも秋冬になると女性から男性まで、街で身につけている姿をよく見かけますが、本国イギリスでももちろんその人気は変わりません。シティなどのビジネス街やショッピングエリアではラベンハムを小粋に着こなす人たちがさっそうと歩いています。