「一富士二鷹三茄子」リアル体験で、開運を呼び寄せよう!
初夢に見ると縁起が良いとされる「一富士二鷹三茄子」。これは徳川家康公が晩年に過ごした静岡の名物を並べたことわざです。静岡市では新春に「一富士二鷹三茄子」が体感できるのです!まず、富士山の雄姿が望めるのが、世界文化遺産に登録された富士山の構成資産のひとつ、名勝「三保の松原」。こちらは大正11年(1922)日本初の国の名勝指定を受けた松原で、万葉集などの和歌の歌枕になったり、歌川広重などによる日本画に描かれました。
江戸時代は半島全体が松で覆われていたそうですが、現在は約4kmの海岸線に約3万本の松原が茂り、御穂神社から続く参道「神の道」を500mほど歩くと到着します。
数ある松のなかでも、羽衣伝説で有名な「羽衣の松」は、ひと際大きな枝振りが印象的。波打際に近づくと、松原越しの富士山が目の前にそびえ、圧巻です。特に冬季は、澄んだ青空に山頂に雪を抱いた美景が映え渡り、息を飲むほどの美しさです! 訪れた日は雲ひとつない快晴で、これだけ美しい富士山が見られるのは、大変貴重とのことでした!
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「三保の松原」
住所:静岡市清水区三保
TEL:054-221-1310 (静岡市観光交流課)
営業時間:散策自由
交通アクセス:JR清水駅からしずてつジャストライン三保山の手線で約22分、三保の松原入口バス停下車、徒歩10分