家電アワード2015「シェーバー部門」で選ばれた、ブラウンのフラッグシップモデル シリーズ9
深剃りは当然の時代
今はワンストロークで、どれだけ剃れるかが最重要
最も注目したいのは、やはりブラウンシリーズ9独自の「デュアル連動刃」。これは「くせヒゲキャッチ刃」と「極薄リフトアップ刃」の2つの刃から構成されており、前者は様々な方向に生えているヒゲを効率よく、そして根元から立ち上げて剃れるようにしたもの。これのおかげで、ワンストロークでスパッと深剃りができるわけです。開発に5年以上の期間を費やした「デュアル連動刃」
また、後者の刃は最新の金属加工技術である「PECM」という方式を採用し、これは、水と電流によって正確に金属を溶解・除去。なんと人の細胞より薄い刃にすることができたそうで、以前のシリーズ7のトリマーの半分の薄さの0.2mmに仕上げられています。これらにより微細な凹凸のある肌の上でも滑らかにすべり、そして、優しく剃れるのです。
このシリーズ9に採用された「デュアル連動刃」には、なんと5年以上の開発期間を費やしたのだとか。また、人によって異なるヒゲの質や生え方、そして剃り方に対応するため、150種類ものシェービングテストを、500人以上の消費者に対してテストしたそう。
ヒゲを一度に剃ることで得られる
2つのメリットとは?
剃り心地は確かなもの
そして、忘れがちですが、実は肌への負担が減るということも重要。というのも何度も肌の上でシェーバーを往復させることで、刺激が強くなりその分、傷めてしまうから。単に時間が減るというだけではなく、肌に優しく剃ることができるのです。
最近は、男性でも肌トラブルを認識している人も多く、肌への優しさはシェーバーを選ぶ際に非常に大切なこととなりました。
実は意識して欲しい、シェーバーの衛生管理。
アルコール洗浄が正しい選択
さらに、ブラウンのシェーバーで、ガイドが評価している点はアルコール除菌ができるということ。いまどき洗浄機能がついていることはいうまでもありませんが、洗浄液がアルコールというのがブラウンの特徴。充電中に洗浄でも出来る(左)、替刃はカートリッジ式でまるごと交換できるのも衛生的(右)
剃ったヒゲとともに、シェーバー本体や刃にはどうしても角質や皮脂も一緒に付着してしまいます。シェーバーは高温多湿な洗面所などに置くことが多いはず。剃ったまま放置しておくと雑菌の温床となり、そんな汚れたシェーバーを肌に押し当てたら炎症などのトラブルを招きかねません。
そんな中で、シリーズ9専用の「クリーン&リニューシステム」は非常に便利。しかもヘッドの汚れの状態により、洗浄モードを3段階で自動で切り換えてくれるのです。
専用アルコール洗浄液のセットも実に簡単
洗浄が必要なのは頭で理解していても、毎回、シェーバーを掃除やメンテナンスするのは面倒なもの。それを簡単に行えるのは忙しい男性にとってうれしい機能でしょう。
男性が持つにふさわしい
ミニマルなデザインと機能性の妙なる融合
常々、ガイドは家電におけるデザインの重要性を訴えてきました。いまでこそ、デザイン家電というジャンルがあり、UI(ユーザインタフェース)の重要性が取りざたされていますが、60年以上前からブラウンはそれに取り組んで来ています。時計や電卓など、ブラウンには優れたプロダクトデザインが多くある
少しシェーバーからは離れますが、同社は時計や計算機も展開しています。ガイドはそのミニマルな佇まいが好きで、これらの製品を愛用。ここから見て取れるのは、ムダをそぎ落としたデザインの美しさ。元々、ミニマルに作るのが得意だというがわかるでしょう。
さて、話をシェーバーに戻すと、ボタンはひとつ。これは洗浄機も同じです。どちらも自動で検知してくれるので、モードの切り替えなど説明書を熟読しなくてはわからないということはありません。それなのに、高機能というのは驚嘆するべきところです。
シェーバー本体、洗浄機とも、シンプルで使いやすいデザイン
単なるデザイン家電はなく、機能と使いやすさを追い求めた結果、実用的で美しいデザインとなり、それが所有者を惹きつけるプロダクトへと繋がっているのです。
ツヤ肌をキープするために使って欲しい
現段階で最高峰のシェーバー
前述した機能はもちろんのこと、シリーズ7からも引き継いでいる「人工知能ターボ音波テクノロジー」 はヒゲの濃さに合わせて剃る強さを自動で対応。さらに、毎分1万回の音波振動で肌を震わせてヒゲを剃りやすくし、人によって異なる肌の凹凸に対応するため、前後に適度に首を振らせる「密着3Dヘッド」なども搭載しています。出張や旅行などにも役立つ専用ケースが付いてくる
深剃りと優しさを両立したブラウンのシリーズ9。その見た目のシンプルさと高い機能性を併せ持った、現段階で最高峰のシェーバーと言えるでしょう。
最先端のシェーバーを、まずは体感して欲しい
きちんと剃られたヒゲと、手入れの行き届いた清潔な肌をキープすることが、ビジネスマンとして、いや男性として求められています。これを機にシェーバーを見直し、ツヤ肌を手に入れて毎日を心地よく過ごしましょう。
取材協力:プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社