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2015年冬ボーナス平均支給額ランキング(2ページ目)

2015年冬のボーナス事情をご紹介します。業種別の平均支給額ランキング、大企業、中小企業と3つの調査結果からご紹介しましょう。2014年冬からさらに好調となっている様子がわかりますよ。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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中小企業も含めた2015年冬ボーナスは「教育、学習支援」がトップ。平均99万円

中小企業も含めた東京都内1,000の民間労働組合を対象にした、冬ボーナス妥結状況。業種別に妥結平均額順に並べたもの。業種によっては 倍以上の開きがある。(出典:東京都産業労働局雇用就業部労働環境課「2015年年末一時金妥結状況(加重平均)平成27年11月5日現在・中間集計」)※クリックで拡大

中小企業も含めた東京都内1,000の民間労働組合を対象にした、冬ボーナス妥結状況。業種別に妥結平均額順に並べたもの。業種によっては 倍以上の開きがある。(出典:東京都産業労働局雇用就業部労働環境課「2015年年末一時金妥結状況(加重平均)平成27年11月5日現在・中間集計」)※クリックで拡大

表は、中小企業も含めた東京都内の民間労働組合の冬ボーナス妥結状況です。業種別に、平均金額(左から3列目)の多い順に並べています。

平均が一番高かったのが教育、学習支援の99万2073円。2014年冬は100万円を超えており、若干下げたものの、堂々の1位です。教育、学習支援は例年、高額支給となっています。また、企業規模によっても変わることはありません。従業員が299人以下の小規模の企業での平均は110万4926円。平均年齢も35歳と他の業種よりは若く、年齢にも関係ないようです。

また、不動産業、物品賃貸業は前年比35%アップと大きな伸びとなっています。支給額も89万7600円と不動産関連も好調ですね。

サービス関連は不調も、大きな伸びがあるところも

一番金額が低かったのは、生活関連サービス、娯楽業で23万4914円、前年比7.59%減でした。実は、このデータは1社のみの金額となっており、これで業種全体を見ることはできませんが、少なくとも好調とはいえないようです。

同様に、宿泊業、飲食サービス業やサービス業(その他)も55万円前後と他の業種よりは低くなっています。この2業種は前年比アップとなっているので、少しずつでもサービス業が好転している様子がわかります。個人消費が伸びてこれらの業種がさらに良くなると、全体の平均も上がっていくことでしょう。

以上、2015年冬のボーナス状況をご紹介しました。今年は非製造業も少し良くなった結果となりました。来年はよりいっそうアップすることを期待したいですね。

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