クロアチア　アドリア海の島々を巡る船旅モデルコース

アクセスが簡単な人気の島々

千を超える島々を抱えるクロアチア。「せかっくクロアチアに行くのだから、アドリア海クルーズも兼ねて、せめてひとつは島に行ってみたい」という方も多いのではないでしょうか。そこで個人旅行者でも簡単にアクセスできる人気の島々をピックアップしてみました。

■フヴァル島

数あるクロアチアの島の中でも特に有名な島のひとつ、フヴァル島。アドリア海を代表するリゾートアイランドとして、毎年夏になると世界中からたくさんの人々がバカンスを楽しむために島を訪れます。スプリットから毎日船が出ています。


＞＞＞フヴァル島基本情報は「セレブも愛するリゾート！ラベンダーの島フヴァル
」をご覧ください　

■コルチュラ島

オリーブオイルやワインの生産が盛んなコルチュラ島。マルコポーロの伝説が残る島としても有名です。島内にはマルコポーロの生家だと言われている家が現存しており、島の観光スポットとなっています。コルチュラ島へはスプリットやフヴァル島から船でアクセスできる他、ドブロブニクからも日帰りツアーを利用して気軽に行くことができます。

■ブラチ島

スプリット近郊に浮かぶブラチ島。島内のボル近郊には「ヨーロッパで一番美しいビーチ」のひとつに選ばれたことのある「ズラトニラット（Zlatni rat）」があります。「ズラトニラット」とはクロアチア語で「黄金の角」という意味。その名の通り、角のような形をした全長約500メートルの浜は、潮 の流れや風の影響を受け少しずつ季節ごとにその形を変えます。

スプリットからブラチ島まではフェリーで約50分。ハイシーズンには1時間に1本程度のペース、それ以外は2、3時間の1本のペースでスプリット＝ブラチ島間を運行しているのでアクセスも良好です。スプリットで時間に余裕のある方、少しユニークなビーチで泳いでみたいという方はぜひ！

■ムリェト島

ドブロブニクの約30キロの沖合いに浮かぶ、深い緑に覆われた美しい島。周辺の海はどこまでも青く澄みわたり、ほぼ手つかずの大自然が残るこの島にはたくさんの動物や植物が生息しています。クロアチア国内のみならず、地中海を含めたこの一帯の海で最も美しい島の一つだと言われており、島の西側の約3分の1が国立公園に指定されています。

島へはドブロブニクからフェリーでアクセスできる他、ドブロブニクからの日帰りツアーも人気です。

■ビシェボ島

アドリア海に浮かぶ小さな島「ビシェボ島」。オリーブ畑やブドウ畑が広がるのどかなこの島には、イタリアのカプリ島の青の洞窟にも劣らない美しい、青く輝く洞窟が人目を忍ぶようにひっそりと身を潜めています。

気軽にビシェボ島に行くにはスプリットやフヴァル島（フヴァル・タウンの港）から出ている日帰りツアーに参加するのが便利。ツアーではなく、自力で島に渡りたいという方はスプリットやフヴァル島から出ている船でまずはヴィス島に渡り、そこからビシェボ島行きのボートに乗り換えてください。

＞＞＞次のページでは船旅のベストシーズンやモデルコースをお伝えします。