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『ハンガー・ゲーム』シリーズでジェニファー・ローレンスが演じた運命のヒロイン、カットニス・エバディーンとは
2012年に公開され、爆発的な大ヒットを記録した映画『ハンガー・ゲーム』シリーズ。物語の舞台は、文明崩壊後の未来のアメリカ大陸に台頭したスノー大統領が治める独裁国家パネムです。ジェニファー・ローレンス演ずるカットニス・エバディーンは妹の身代わりとして、生存確率24分の1のサバイバル、「ハンガー・ゲーム」に身を投じたのが第1作。「ハンガー・ゲーム」とは、政府への反乱を抑え込むために毎年抽選で12地区からそれぞれ2名の若者を選出して最後の一人になるまで戦い続ける様子を国中に生中継するという残酷なコンテストのこと。
12地区の代表としてゲームに参加したカットニスとピータは恋人のフリをして視聴者を魅了します。最初はただ妹を守るためにゲームに参加したカットニスは、ピータの優しさに気づき、生き残る道を探すうちに二人は史上初となる2名の勝者となりました。
そして、2作目『ハンガー・ゲーム2』ではカットニスの姿に心を動かされた市民たちの反乱の動きを封じ込めるために、スノー大統領がカットニス抹殺を企てます。歴代勝者を集めた特別ルールの記念大会を開催。ピータとともに再び「ハンガー・ゲーム」に参加したカットニスですが、運営サイドに反乱軍が紛れ込んでいたため、中盤でゲームが崩壊。カットニスは反乱軍に救出されたものの、ピータが政府の人質となってしまいます。
3作目『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』では滅亡したとされる第13地区が登場。反乱軍である第13地区を率いるコイン首相に反乱のシンボル、民衆の希望となる役割を担うよう要請され、悩んだ末に受け入れます。
政府軍の人質となっていたピータは毒による洗脳でカットニスを敵だと認識。政府軍と反乱軍は全面戦争に突入し、カットニスの幼なじみで理解者でもあるゲイルは彼女と彼女の大切な妹を守ろうと反乱軍が苦戦する中である作戦を提案するのですが……。
完結編となる本作では、究極のサバイバルゲーム以上に過酷な試練があり、ピータとゲイル、それぞれの想いがあり、想像を絶する結末が待ち構えています。妹を守るため、自分や仲間の命を守るために戦ってきたカットニスですが、自分の役割や影響力に気づくことで成長してさらに強さを身につけていきます。自分に必要なものを選び取る本能があるというのは、すなわち生命力があるということ。カットニスは、タフで勇気あるヒロインなのです。