松のお手入れ風景

庭木の松

庭木の松の手入れ風景

写真のように庭木の松のお手入れ風景をご覧になったことはありませんか?  大きな木に脚立をかけて、庭師の人が葉を取っていたり、枝を切っている様子です。何をしているだろう?と思われたこともあるかもしれません。

 
枝先

庭木の松の枝先

お手入れ前の松の枝先はこのような姿。緑色の葉の間に茶色に変色した葉が混ざっていて、全体的に乱れた印象があります。

 
すっきり

かなりすっきりしました

こちらは、お手入れ後の松の枝先。茶色の葉は全て落とされ、緑色の葉も減らされて風通しが良い状態になっています。

実は盆栽でも同じ作業を行います。今回は、秋の黒松・赤松のお手入れで欠かせない作業をご紹介します。



盆栽の松の秋のお手入れ

2鉢

お手入れ前の赤松 2鉢

写真はお手入れ前の赤松です。向かって左側の盆栽には茶色の葉が混じっていますね。右側の盆栽もぱっと見たところ問題なさそうに見えますが、葉が詰まっており、風通しが悪い状態です。


 

 

茶色の葉

木の内側に茶色の葉が沢山!

こちらの写真は、左側の赤松を真上から見たところです。すけて見えないほど葉で覆われています。


 

 

広げてみると

内側を広げてみると変色した葉ばかり

小枝や葉を広げてみると、内側には沢山の変色した葉があります。このままですと細かな枝の間の日当たりが悪くなって新芽が伸びられずに枯れてしまったり、風通しも悪いので病害虫の原因を作ってしまいます。そこで、秋には必ず古い葉を落とし、余分な小枝を減らす作業をします。


 

 

手で摘まんで

手で摘まんで葉を減らします

変色した葉の取り除き方ですが、指でつまんで簡単に落とすことができます。樹冠(頭)のあたりから作業をすると効率が良いです。どんどん綺麗になっていくので、楽しい作業ですよ。


 

 

枯れ枝

枯れ枝を見つけましょう

すっきりしてくると、枯れ枝を見つけることができます。枯れた枝には水気が無いので、樹皮に皺が寄っていたり、当然緑色の葉は一枚もありません。元から切りましょう。


 

 

下向き

下向きの葉を切ります

残った緑色の葉であっても、下向きにぶらさがっているようなものは元から切り、よりすっきりさせます。盆栽は美観も重要ですから、葉の減らしすぎに注意しながら切っていきましょう。


 

 

内側へ戻る枝

木の内側へ戻るように生えている枝を切る

次に盆栽の内側=幹へ向かって生えている「内向き」枝を減らします。この写真のように幹にかかっている場合はわかりやすいケースです。この場合は元から切りましょう。


先ほどの内向き枝を切ったところです。


 

 

弱い枝

枝元にある弱い内向き枝も切る

こちらは別の部位ですが、木の内側に向かって生えている中央の小枝を切ります。


 

 

芽を切る

人さし指の部分の芽を元から切ります

こちらも別の部位。幹にぶつかっている人差し指のところの小枝を元からきります。


 

 

すっきり

こちらも幹にぶつかる芽を切ってすっきり!

先ほどの枝を切って幹がよく見えるようになりました。


 

 

二鉢

お手入れ後の二鉢

以上の作業を終了した二鉢です。


 

 

近くで

近くで見るとわかりますね。

向かって左側のより状態が悪かった方のAfterの画像です。庭木の赤松も作業後はかなりすっきりしていましたが、盆栽も同じですよね。


 

 

Before

Beforeとも見比べてみてください!

真上からの写真がこちらですが、枝元に光と風が入るようになり、枝ぶりも見えて美観面、健康面が改善されました!

ぜひ松の盆栽を育てている方は実践して、
すっきりした松と一緒にお正月を迎えましょう!





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