真っ青に輝く海を橋が鮮やかに突っ切る風景を見に行こう!
真っ青に輝く海の向こうにある島に向けて、まっすぐ架かる一本の橋が印象に残る風景。南国を思わせるこの美しい風景が日本国内で、それも沖縄や九州ではなく、本州で見られるということをご存知でしょうか?
その場所とは、本州の西の端、山口県にある角島(つのしま)大橋です。今回は、CMや口コミで話題となり、多くの旅人たちを惹き付ける美しい橋、角島大橋と橋を渡った先にある角島の風景をご紹介します。
本州と角島を結ぶ美しい架け橋、角島大橋
角島大橋(Yahoo! 地図情報)は、山口県西部の下関市豊北(ほうほく)町にあり、本州と対岸にある角島を結ぶ山口県道276号線の橋です。橋の長さは1780メートルあり、通行無料で渡れる橋としては、沖縄にある古宇利大橋についで国内で2番目に長い橋となります。7年の歳月をかけて2000年に開通し、それまで渡船で30分かかっていた島と本州の移動が車でわずか数分に短縮。船の出航時間を気にする必要がなくなったことと、何よりも天候の影響を受けにくくなったことで、角島に住む人々と本州側の人々が気軽に移動できるようになりました。
角島大橋がある場所は北長門国定公園に指定されたエリアで、日本海と玄界灘の間にある青く輝く美しい海、響灘(ひびきなだ)を望む白い砂浜がある西長門海岸と呼ばれる風光明媚なところ。ここに橋が架けられたことで、海の中を鮮やかに橋が貫く美しい風景が新たに誕生。CMや口コミで話題となり、いつしか観光名所として全国各地から多くの旅人が訪れる場所となりました。
それでは、角島大橋をいろいろな角度から眺めてみましょう。次ページに続きます。