ふたりで学ぶマネー術/ふたりで学ぶマネー術

親と同居でも家事代行利用!? 家事支援事情2015(3ページ目)

家事代行(支援)サービスというと、子育て中の共働き夫婦や高齢者世帯が多く利用するイメージがありますが、皆さんは利用したことがありますか? 最近の調査によると、家事支援サービスを利用している人の約3割が、親と同居していることが分かりました。女性活躍推進のために欠かせないと言われている家事支援サービス、利用頻度や料金など、最新事情について解説します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

  • Comment Page Icon

家事支援サービスの利用者、親と同居が3割!

お母さん、来週は換気扇とキッチンが綺麗になるよ!

お母さん、来週は換気扇とキッチンが綺麗になるよ!

家事代行(支援)サービスというと、子育て中の共働き夫婦や高齢者世帯が多く利用するイメージがありますが、前出の調査によると、現在家事支援サービスを利用している人の28%が、親と同居していることが分かりました。

「隣同士あるいは歩いて行ける距離に住んでいる(隣居)」人は14%、「交通機関を使って片道1時間以内のところに住んでいる(近居)」人は34%いらっしゃいます。親子世帯が遠く離れて暮らしている、とは限らないのですね!

平成26年度「女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査」をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)

平成26年度「女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査」をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)


子どもがいる方・いない方、共働きの夫婦・片働きの夫婦、いずれの方でも、親御さんが元気で同居や近くにいるからといって、「家事援助は甘えられない」「週1日や月2回など、普段できない掃除は家事支援サービスを利用する」という方もいらっしゃるのでしょう。

将来、親御さんに介護が必要になった場合、家事や介護を近くにいる家族(子世帯等)が全て担いすぎてしまうと、仕事を続けることが難しくなってしまいます。そのような時に、家事支援サービスを可能な範囲で活用できれば、身体的・精神的負担を軽減でき、仕事を続けたり、家族との時間や自分の時間を有効に使うことも可能になると思います。

今から少しずつお試し利用してみて、皆さんやパートナー、ご家族のニーズに合ったサービスと予算、相性の合う業者などを見つけてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
●家計分担、家事分担、夫婦でどう解決する?
●共働き夫婦の家事・育児・介護を支える家事代行
●夫の家事育児時間、妻の働き方で増える? 増えない?
●30、40代での介護退職も3割! わが家はどうする?
●わが家の家計戦略! 「働くなでしこ」大作戦!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます