SEO・SEMを学ぶ

コンテンツSEO実践編(2ページ目)

Googleの本質を理解し、コンテンツSEOの方法や考え方を実践していきます。SEO対策に活きるWebライティング手法は、共起語以外にも様々な関係性の言葉を駆使する必要があります。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド


Googleに響く文章の書き方

これまでのSEO関連記事も参照にしながら案内していきます。
まず、前提として必要なことは、SEOと更新頻度の関係性です。Googleから、更新頻度との関係性はないという発言もありましたが、これには少なからず疑義が生じています。
例えば、Googleウェブマスター向け公式ブログ内にある検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド (pdf) には、このように書かれています。
「役立つコンテンツを提供し、いつも最新の状態を保ちましょう。ウェブサイトはお店の店頭のようなものです。そう考えると、6ヶ月も放っておくというのはありえないことです。(以下省略)」
もちろん、Webサイトの目的やテーマも異なるため、一概に言えることではないのですが、いずれにせよ新鮮である。つまり最新の情報であるということがなによりも重要なのです。

他Gooleの現時点での技術力という観点からは、 キーワード突出度(配置)近接度についても、筆者がこれまでも継続しているSEO実験・検証の結果からは、未だ完全に無視できないことも言えます。正直、上記2つの対策においては、機械的であり、小手先のテクニックであることは否定できません。ただ、完全に無視できない現状にもかんがみた施策が最も無難なのです。更新頻度のこともしかりで、100%必要ないと言われない間は、できるだけGoogleの目線に立って施策していくことが、上記に限ったことではなく、これからも安全であり、セキュリティは十分すぎるぐらいがちょうどよいのです。これは筆者が提唱する守りのSEOです。

この守りのSEOは、できるだけ今のGoogleの検索技術を見積もった際に、下限のラインを基準にするということです。ハミングバードも背景にありますが、これは上限であり、これを基準に定めて行うことは、あまりおすすめしません。なぜならば、ハミングバードアップデートは、そもそも未完成であり、これから発達していく要素の方が大きいからです。

話を元に戻し、この後、どのような書き方をすれば検索エンジンに響くのかを続けて解説していきます。中でも核となるキーワードの関係性について案内していきます。


Googleの言葉に対する理解レベル

言葉には様々な種類があります。国語を学ぶことはSEOを学ぶうえで避けて通ることはできません。Google検索エンジンの能力として人間レベルの読解能力を目指し、そこを着地点としていることは十分理解できます。しかし、行間を読むなどの気の利いた読解能力の領域までは、未だ到達できていない未開の地であることはご承知いただけると思います。ここで指す、言葉の理解とはコンテンツ内部にある言葉を拾い上げ、つながりとしての関係性を把握して用いているにすぎないのです。

次のページではこの言葉の関係性について、体系的に案内していきます。

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