SEO・SEMを学ぶ/SEO内部対策(ソースコード・タグの修正)

キーワード突出度(配置)について

SEO対策で重要となるキーワード突出度(配置)について解説していきます。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド

キーワード突出度とは(配置)=目立ち度

ページ上部または文章の先頭付近に、上位表示を狙っている該当キーワードがどのくらいの割合で登場するかということです。

尚、本来の意味としては、英語でKeyword Prominence(キーワードプロミネンス)ということとなりますが、キーワードを目立たせSEOスコアを上げる手法です。例えば、SEO対策に関するコンテンツページの場合、「SEO対策」という言葉が、ページ上部や文頭近く等に、自然な文の流れの中で登場することです。

【文章(タグ)の先頭にある例】
<p>SEO対策は内部と外部がありますが、今後内部施策が……</p>


なぜキーワード配置(突出度)が重要なのか?

文面を理解するうえで、何について書かれている文章なのか……ということを、冒頭部分等の早い時点から明確にすることで、コンテンツに対する要・不必要の判断時間を短縮することができます。つまりは、ユーザビリティに即したアルゴリズムです。

例えば、主題が「SEO対策」について書いている文章について考えていきたいと思います。

ここで、記事の終盤までキーワードとして1度も登場しなかった場合、関連語句から紐づくことで、文脈として理解できる箇所もあるのかもしれませんが、キーワードが登場するまで……はっきりと何のことについて書いてある記事なのか、判断に迷ってしまうかもしれません。特に、不勉強な分野においては、その傾向が色濃く出ることも考えられます。

また見方を変えたお話となりますが、検索エンジンのGoogleはアメリカ(英語圏)の会社です。ここで、英語の文法上、主語→述語(動詞)の順番で、誰が何をしたという結論を先に述べて、その後に詳細内容の話に移っていきます。このように、考え方としては「大事な言葉は早目に出てくる」ということです。
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