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今はSNSで流行中!子どもを守るチェーンメール対処法

メールだけでなく、LINEやTwitterなどのSNSでチェーンメールが流行っています。チェーンメールとはどんなもので、どんな種類があり、なぜ問題なのでしょうか。チェーンメールが届いた時の具体的な対処法についてもご紹介します。

高橋 暁子

執筆者:高橋 暁子

ITリテラシーガイド

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チェーンメールが届いても転送・拡散しないようにしよう

SNSでも広まる、チェーンメール

「チェーンメール」という言葉をご存じでしょうか。「○人に回して」「誰かに転送して」と書かれたものは、すべてチェーンメールです。メールの他、最近ではLINEやTwitterなどのSNSで拡散を呼びかけるタイプのものもあります。主に中学生くらいの年代の間に広まる傾向にあります。

チェーンメールの種類とは

チェーンメールには、様々な種類があります。たとえば以下のようなものです。

脅迫系
人にメールを回さないと不幸が起きるなどの他、回せば幸せになるなどのものもチェーンメールに当たります。「メールを止めると逆探知によって止めた人が分かる」などと書いてあるものもありますが、そのような仕組みはありません。止めても不幸などになることもありません。

募集系
テレビ番組のために協力してほしい、ある血液型の血液が足りないので提供者を募集しているなどの好意に訴えかけるものもチェーンメールです。実際、チェーンメールのせいである病院に問い合わせが殺到し、本来の業務に差し障りが出るなどの被害にもつながっています。

デマ系
東日本大震災時、不安を煽るような情報がチェーンメールとして流れました。その他、「事件の犯人は○○」などのデマを流布することを求めるものもあります。

バトン系
バトンとは、主にLINEやTwitter等で流行っている定型の質問に答えさせるものです。罪がないものがほとんどですが、たまに問題があるものが混じっています。

たとえばLINEでは、LINEバトンといって名前や学年、学校名などの個人情報を答えさせるものが出回っています。中学生などはLINEでも不特定多数の人と安易につながる傾向にあるため、深刻な個人情報漏洩につながる可能性が高くなります。

Twitterでは、「#RTした人を紹介する」などのハッシュタグで、同様の個人情報などをツイートするものも見られます。通常、Twitterは鍵をかけないで利用されることが多いため、やはり不特定多数が見る可能性が高くなります。

その他
「~に電話をすると○○につながります。かけてみる勇気はありますか」などのものもあります。

チェーンメールが悪い理由

チェーンメールはなぜ悪いのでしょうか。

一つ目は、他人を不安や不快にさせるものがほとんどだからです。転送すると他の人たちも同じ目に遭わせてしまい、転送した人自身が加害者となってしまうので、転送は絶対に止めましょう。

二つ目は、途中で編集・改変が可能なため、間違った情報を広めることがあるためです。しかも、途中で止めることはできず、どこまでも広がっていってしまいます。

三つ目は、チェーンメールにより、通信ネットワークに対する負荷が増え、必要なメールが届きづらくなる可能性があるためです。

チェーンメールが届いたらどうする?

転送を促す「チェーンメールかな」と疑わしいメールなどがきたら、まず情報の出所といつの情報かを確認しましょう。チェーンメールのURLはクリックせず、添付ファイルも開かないことが大切です。チェーンメールは、転送や拡散などはせず、削除してください。

そうは言っても、「転送しないと不安」という子もいるでしょう。そのような場合は、迷惑メール相談センターの転送してもいいメール宛てに転送するようにしましょう。メールアドレスの一覧はこちらの迷惑メール相談センターのサイトから見られます。

少し前の調査ですが、2009年の日本PTA全国協議会の調査によると、携帯電話を持つ中学2年生の61%が迷惑メールを受信したことがあるそうです。保護者は必ず子供にチェーンメールの対処法を教えておくべきでしょう。
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