『あさが来た』雁助役の山内圭哉さんと亀助役の三宅弘城さんが出演していたドラマと言えば……そう、2004年のNHK大河ドラマ『新撰組!』。山内さんは試衛館時代に橋本左内役で、三宅さんは池田屋事件に絡む土佐勤王党の一人、望月亀弥太役で出演していました。

『新撰組!』では登場の年代が違うため、ドラマ内での絡みはありませんでしたが、『あさが来た』第3週目には製作者サイドの粋な遊び心が炸裂! 京都を拠点としていた新撰組が夜中に大阪の加野屋に現れ、400両の用立てを要求。一つの画面の中で山内さん、三宅さん、そして土方役の山本耕史さんの”奇跡の3ショット”が実現したのです。

これからの展開が気になる!
楠見薫 野々すみ花

個性派、ということでは女性陣も負けてはいません。加野屋の奥様・よのに付く女中頭、かのを演じる楠見薫さんは『ごちそうさん』『マッサン』など大阪NHKが製作する朝ドラに数多く出演。2001年まで、関西の劇団「遊気舎」で看板女優を務め、退団後は演劇ユニット「タニマチ金魚」を結成。主に小劇場の舞台で活動している女優さんです。

風吹ジュンさん演じるよのの、どこかすっとぼけた風情の奥様と共に、意地悪とボケの間を行き来するかのの陽性なお芝居、憎めないんですよね。

あさの夫・新次郎が通う三味線のお師匠・美和役の野々すみ花さんは元宝塚歌劇団・宙組トップ娘役。2012年の宝塚歌劇団退団後は井上芳雄さん主演のミュージカル『シェルブールの雨傘』や、石丸幹二さん主演の音楽劇『ライムライト』などで、美しい歌声と華麗なバレエやダンスを披露。『あさが来た』では三味線と唄とをこなしています。

新次郎と美和は三味線の師匠と弟子だけの間柄なのか、それとも……?二人の関係が今後のドラマ展開に影響を与えそうな予感も。

今回は『あさが来た』大阪篇で、個性的なサブキャラを演じる舞台発の俳優さん4人をご紹介しました。前作の『まれ』が、何となく尻すぼみなモードで放送終了を迎えたこともあり、テンポよく進むパワフルな女性の一代記『あさが来た』の清々しさと痛快さが多くの視聴者に朝の元気をもたらしていることは間違いありません。サプライズ出演となった山本耕史さん演じる土方の「待たせたな」「いい女だな」にテンションが上がった女子部の方も多いのでは。

「惚れてしもた。わてと夫婦(めおと)になってくれ」の必殺萌えワードで名実ともに夫婦となったあさと新次郎ですが、明治という時代の足音も聞こえ始め、穏やかな生活が続くはずもなく……。個性的なサブキャラたちの活躍と共に『あさが来た』今後の展開からも目が離せません!

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