ついに上陸!スターシェフ・ゴードン・ラムゼイの店はカジュアル仕様
本店はロンドンの金融街「ブレッドストリート」にある
セレブリティーシェフの店が立ち並ぶマリーナベイサンズで、数多のミシュランの星を持つゴードンラムゼイが出店、というと、超高級レストランをイメージしてしまいますが、あえてカジュアルな店を展開した背景には、「おいしい料理を肩ひじ張らず、気軽に楽しんでほしい」という思いがあるそう。
そのため、お子様連れのお客様も歓迎。キッズミールがメニューにあるのはもちろんのこと、小さなシェフハットや塗り絵などが入ったキッズセットのプレゼントもあり、ゆっくり食事が楽しめそう。ちょっと大きめのお子様は、食後にキッチン見学をして、自分でアイスクリームを盛り付ける、なんてこともできるんだとか。
バーテンダーとのコミュニケーションを楽しんでもらうとあえてラベルは見せずに並べている
ブレッドストリートキッチンは、本店がロンドンのブレッドストリートに、2号店が香港、そしてこのシンガポールは3店目。
ロンドンで愛されている味を提供
バーでも同じメニューを食べることができる
イギリスといえば忘れてはいけないフィッシュアンドチップス
シェファードパイ(左)、完成度の高さはやはりセレブシェフの店ならでは
世界の味覚を取り入れた、シンガポールならではのフュージョンメニューも
「カルパッチョ」の想像の域を超えた繊細な薄さ、スズキのカルパッチョ
シンガポールの調味料も積極的に取り入れている
まずは、シンガポールで愛されている調味料、「タマリンド」をきかせたメニュー、タマリンド・スパイスド・チキン・ウィングス(18シンガポールドル)。タマリンドから来る甘酸っぱさに、コリアンダーの香りがアクセント。たれに絡めてあるのに衣がサクサク、中がジューシー。手がとまらない美味しさです。
スズキのカルパッチョ(21シンガポールドル)は、とっても薄くスライスされたスズキが軽やかな印象。アボカドが魚にコクをプラス。ホースラディッシュや生姜がアクセントになっています。
南米の調味料もさらりと使いこなす
おすすめのオリジナルデザート
イギリスの伝統と、ゴードンシェフのオリジナリティーが生きたデザートの数々
パイナップルカルパッチョ、パッションフルーツとココナッツソルベ添え(15シンガポールドル)は、とっても薄くスライスされてフリルのようになったパイナップルが斬新なデザート。ところどころにちりばめられたパッションフルーツが酸味とプチプチの食感を、ココナッツソルベが清涼感をプラス。
バナナトフィープディング(15シンガポールドル)は、もっちりしたバナナのプディング。シンガポールでよく使われる、グラメラカという砂糖にも似た、黒砂糖の濃厚な香りと甘みが素朴な雰囲気をかもし出しています。
料理はどれも、洗練された技術で素朴な味を再現している印象。ランチは毎日17:30までと通し営業、バーは深夜2時までと使い勝手も抜群。覚えておくと、きっと役に立つ貴重なお店です。
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■Bread Street Kitchen
営業時間:ランチ 11:30~17:30、ディナー 17:30~22:00(日~水曜) 17:30~24:00(木~土曜)、無休
バー 11:30~25:00(日~木曜)、11:30~26:00(金、土曜)
住所:Bay Level, L1-81,The Shoppes at Marina Bay Sands
電話: +65 6688 5665
アクセス:MRTベイフロント駅直結