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長瀞の紅葉2018!秋の絶景、宝登山×荒川の共演

埼玉県の屈指の観光地、長瀞は山あり川ありの自然に恵まれています。秋には宝登山と荒川が紅葉の絶景に包まれます。ロープウェイや荒川ライン下りなどに乗れば、移動とともに変化する色彩にうっとりとします。お土産も秩父の特産品が種類豊富にあり、日帰りの紅葉狩り、観光に最適です。【2018年最新情報】

大林 等

執筆者:大林 等

埼玉ガイド

2018年11月に「長瀞紅葉まつり」開催!秋の長瀞は宝登山山頂から荒川に向かって紅葉ラインが前進

日本の細長い国土には山や川が溢れ、各地に独特な景観を作り上げています。埼玉県の屈指の観光地、長瀞も山あり川ありの風景が季節ごとに変化します。例年10月下旬になると宝登山の山頂から紅葉が始まり、11月には山から荒川の河原までが変化に富んだ色彩で包まれます。例年、見頃時期には「長瀞紅葉まつり」が開催されます。2018年も11月1日(木)から30日(金)までの期間が予定されていますが、9月に詳細予定が発表されます。
長瀞駅から眺める宝登山の秋の姿

長瀞駅から眺める宝登山の秋の姿

 

宝登山の自然の装いに包まれる宝登山神社

長瀞駅から土産物屋や飲食店が並ぶ通りを約200メートル西に向かうと、宝登山神社の参道に繋がります。参道の左右にはモミジ、クヌギ、ナラなどの落葉樹が常緑樹の緑の葉にグラデーションをかけます。境内に向かう階段下に立つ二の鳥居はモミジの紅葉に挟まれ、白色の鳥居が季節の化粧をまといます。境内は宝登山の山裾にあるため、境内全体が山の秋の色に埋め込まれたかのようです。例年、紅葉の見頃時期には夜間、境内はライトアップされます。
 
宝登山神社参道入り口から秋のグラデーション

宝登山神社参道入り口から秋のグラデーション

左右からモミジに挟まれた宝登山神社二の鳥居

左右からモミジに挟まれた宝登山神社二の鳥居

宝登山の自然に包まれる宝登山神社境内

宝登山の自然に包まれる宝登山神社境内


【宝登山神社】
ホームページ
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
TEL:0494-66-0084
関連記事:宝登山神社の参拝!ご利益やお守り・御朱印、アクセス
 

ロープウェイから眺める絶景。標高差によって微妙に異なる宝登山の山肌

宝登山神社の二の鳥居から左のなだらかな坂道を登ると、宝登山ロープウェイの山麓駅に突き当たります。ロープウェイに乗れば、標高によって微妙に異なる山肌の色彩に目を奪われます。宝登山山頂からはパノラマビューで変化に富んだ秩父連山の姿が広がります。10月中旬から11月下旬にはロープウェイ夕焼け鑑賞便が営業時間を延長して運行し、夕陽を浴びて燃えるように輝く紅葉を眺めることもできます。
宝登山ロープウェイに迫る山肌の紅葉

宝登山ロープウェイに迫る山肌の紅葉

 
宝登山山頂の紅葉

宝登山山頂の紅葉


【宝登山ロープウェイ】
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1766-1
0494-66-3421
12歳以上:片道480円,往復820円;6歳以上:片道240円,往復410円
ホームページ
 

全ての人が思わず息をのみ圧倒される宝登山駐車場近くのモミジ

山の自然はロープウェイの山麓駅から駐車場に向かう坂道にも溢れます。ほぼ直角に曲がる角のモミジの前に来れば全ての人が思わず息をのみ、カメラのシャッターを切らずにはおれなくなるようです。
宝登山ロープウェイ山麓駅と駐車場を繋ぐ坂道

宝登山ロープウェイ山麓駅と駐車場を繋ぐ坂道

誰もが立ち止まってカメラのシャッターを切る宝登山坂道のモミジ(2014年11月24日撮影)

誰もが立ち止まってカメラのシャッターを切る宝登山坂道のモミジ(2014年11月24日撮影)

 

ライン下りの両岸には映画のスクリーンのように流れる紅葉

宝登山では垂直方向に変化する色彩を楽しむことができますが、長瀞駅から数百メートル東を流れる荒川沿いには水平方向にデコレーションが広がります。ライン下りの船が発着場所する岩畳からは、上流、下流に紅葉が扇を広げます。船に乗れば川面から、映画のスクリーンに映し出されるかのような紅葉を楽しむことができます。
長瀞岩畳の紅葉

長瀞岩畳の紅葉

長瀞岩畳から荒川上流に見える紅葉

長瀞岩畳から荒川上流に見える紅葉

長瀞岩畳から荒川下流に見える紅葉

長瀞岩畳から荒川下流に見える紅葉

長瀞ライン下りに乗船すれば紅葉が水平移動

長瀞ライン下りに乗船すれば紅葉が水平移動


【長瀞ライン下り情報】
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2
0494-66-0950
3月中旬~12月上旬
9:00~16:00
料金Aコース:1600円,Bコース:1600円,全コース:3000円
長瀞町観光協会公式ホームページ
 

夜間にはライトアップされる月の石もみじ公園の紅葉

岩畳から荒川に沿って徒歩数分の月の石もみじ公園には、約2000平方メートルの園内が紅葉で埋め尽くされます。例年、紅葉の最盛期には夜間のライトアップが行われます。2018年は11月3日(土)から25日(日)の予定です。夜空に浮かび上がるモミジはとてもファンタジックで、カメラを手にした人が訪れています。
 

秩父のソウルフードが格好のお土産

川の紅葉狩りからの帰り道では、秩父地方の特産品にも目をやりたいものです。岩畳から長瀞駅までの通りの左右には隙間なく土産物屋が軒を連ねています。店先には秩父の地粉で手打ちされたそばやお切り込みうどん、豚肉の味噌漬、しゃくし菜のたまり漬など、バラエティー豊富な秩父のソウルフードが並んでいます。商店街の中の飲食店や自宅で秩父の郷土料理を味わえば、数々の絶景ポイントの景象が瞼に蘇ってくることでしょう。
レトロな雰囲気が漂う長瀞岩畳商店街

レトロな雰囲気が漂う長瀞岩畳商店街

長瀞岩畳商店街に立ち並ぶ土産物店

長瀞岩畳商店街に立ち並ぶ土産物店

秩父そば、お切り込みうどん、豚肉の味噌漬などのソウルフード

秩父そば、お切り込みうどん、豚肉の味噌漬などのソウルフード

秩父名物しゃくし菜のたまり漬

秩父名物しゃくし菜のたまり漬


関連記事:秩父・長瀞のおすすめ1日観光コース
 
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