早期教育・幼児教育/早期教育

将来伸びる能力の基礎を創る!1歳から2歳学習法

子供には成長に沿った発達があります。その発達に合った適切な働きかけをすることで、能力は最も開花するものです。将来伸びる能力の基礎をしっかり築くために、1歳から2歳の頃、親はどのように子どもに関わればよいのでしょうか?

田宮 由美

執筆者:田宮 由美

子育てガイド

大きく広がる世界は好奇心を高め、感動を与える

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お腹とお尻を上げ、両手足を床につけた状態で移動する「高這い」もできるようになります。これは手足や胸お腹などの筋肉を鍛えます

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1歳前後なると「ハイハイ」も活発になり、今まで寝ている生活だった赤ちゃんにとっては、世界が広がる画期的なことです。興味あるモノへ自分で近寄っていけることは、赤ちゃんの心に感動を与え、好奇心を更に高めることでしょう。

また食事の時にスプーンを使うことや、ハサミを使えば紙が切れることを覚え、道具に興味を持つようになります。言葉も2語文を話せるようになってきますので、学習の幅も更に広がってきますね。

「ハイハイ」は身体も脳も鍛える

1歳から2歳にかけての身体の際立った成長は「ハイハイから一人歩き」に移行することです。またその移行期間にお腹とお尻を上げ、両手足を床につけた状態で移動する「高這い」もするようになります。

個人差は大きいですが、1歳を過ぎた頃から、伝い歩きをし1歩2歩と一人でヨチヨチ歩き出すようになります。

「這えば立て、立てば歩めの親心」という諺があるように、子供が少しでも早く一人で歩くようになることを望む親は多いようですが、歩く前の「ハイハイ」「高這い」には大きなメリットがあるのです。

「這う」行為は、手足や胸、お腹の筋肉を鍛え、強化するだけでなく、脳にとっても良い刺激を与えます。モノとの距離感覚がついてきたり、部屋の中の探索や這っていて目についた小さなモノを「つまむ」動作はシナプスの増加に繋がります。一生のうちで、非常に期間が短い這って移動する時期を大切にし、思う存分ハイハイを楽しませてあげましょう。

>>>将来伸びる能力に繋げる具体的な関わり方をご紹介します!

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