秋冬の眠りには悩みが多い!
少しずつ近づく冬の季節。気候や日照時間が減り、心身のバランスが崩れがちです。
そこで今回は、これらの悩みを防ぎ、快眠できる寝室環境を整えてくれるオムロンの新製品「パーソナル保湿器 HSH-101」をご紹介します。
室温の理想は16℃~19℃だが……。
寝室の温度は、パジャマを1枚着て寒くない程度が良いとされています。具体的な目安は何度ぐらいなのでしょうか。実は3℃以上なら睡眠に影響がないという報告もあります。しかし年齢によっては、起床時に寝具内と寝室との温度差で血圧が急上昇し、ヒートショック現象を引き起こすこともあり得ます。16~19℃は、その上でも安心できる気温です。室温が低いと、呼吸によって肺が冷やされて体温が下がりすぎ、睡眠の質が悪くなります。そのため気持ちよく眠れる室温は、16~19度の範囲といわれています。
『冬の理想的な寝室の作り方……温度と湿度編』
とはいえ厚着をして暖かさを保とうとすると、自然な寝返りが妨げられ、睡眠の質が悪くなってしまいます。また、石油・電気ストーブなども火事や一酸化炭素中毒のキケンがあるので、エアコンで調節するのが最も理想的ではないでしょうか。
しかしその場合、秋冬の乾燥した空気にエアコンがさらに拍車をかけてしまい、のどや肌の不快感が強まるというもどかしい状態に。過ごしやすく、快眠しやすい50%程度の湿度に保つためにも、組み合わせて使いたいのが「加湿器」です。
秋冬の快眠のための加湿器はどう選ぶ?
加湿器の選び方といえば、「スチーム式」「超音波式」「気化式」といった水蒸気を発生させる方式から、自分に合ったものを選ぶというのが主になっています。ざっくり説明すると、スチーム式は熱で蒸発させるため吹き出し口が高温になるなどの不安はありますが、菌の発生などの衛生面で安心。超音波式は熱もなく加湿効率も良いですが、水滴の粒が大きいため手入れをしないと部屋中に菌を飛ばしてしまう可能性があるそう。気化式は加湿スピードは遅く比較的音が大きいですが、消費電力が少なく、菌を撒き散らす恐れが少ないようです。睡眠の視点で考えてみると、静音という点からスチーム式と超音波式のどちらかに絞られそうです。ただ、超音波式は吹き出す水蒸気が冷たく、冬には冷えの原因になることも考えられるので、最適なのはお手入れも簡単なスチーム式ではないでしょうか。
加湿器を使うと、翌朝は結露で窓とカーテンがびしょびしょ……ということもしばしば。ふきんで拭いたりなどの作業がめんどうですが、サボるとカビの原因になり、悩ましい問題です。
とはいえ、スチーム式においても悩ましい問題が……。部屋全体の過加湿による「結露」です。窓とカーテンがびしょびしょになるので、ふきんで拭くなどの作業が必要になりますが、忙しい朝などに毎回対応するのは難しいですよね。とはいえサボるとカビの原因になるので、悩ましい問題です。
これらを解決する加湿器として、今回は2015年10月19日に発売するオムロンの「パーソナル保湿器 HSH-101」を紹介しましょう。
オムロン パーソナル保湿器 HSH-101
スチーム式の加湿器なのですが、一般的な製品とは違い“水平方向”に水蒸気を吹き出すことで、約50~75cm先までスチームが運ばれます。これにより、顔周りを集中的に保湿することができ、のどや鼻、肌、髪の毛の乾燥を避けることが可能です。また、必要な部分だけに水蒸気を送るため室内全体を加湿するわけではないうえ、過加湿を防ぐセンサーもついているため、窓や壁の結露を抑えることができます。
今回の機種で新たに追加された「保湿ナビ」機能は、本体内蔵の温度・湿度センサーが部屋の環境を検知し、必要なタイミングでサボテンマークが点灯します。部屋の中でパッと目に入ることで、つけ忘れも防ぐことができそうです。
秋冬の寝室は、エアコンで気温に気をつけると乾燥し、湿度に気をつけると結露やカビが気になる……など、あっちが立てばこっちが立たない状態になりがち。このようなアイデア製品も利用して、上手に快眠環境を手に入れたいものです。
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オムロン パーソナル加湿器 HSH-101