3.正しくマスクをつける
素材によってウイルスの侵入を防げないものも。マスク選びは慎重に
咳をしている人はマスクをして、感染を拡大させない「咳エチケット」の配慮を。予防でノドや鼻からの病原体侵入を防ぐためには、顔のサイズにあったマスクを選んでつけてください。
マスクの素材によって、ウイルス粒子の侵入が防げないものもあります。なかでも「サージカルマスク」「N95」と呼ばれているマスクを選ぶといいでしょう。
4.手洗い・うがいをする
手には多くの病原体が付着しているため、石鹸でしっかりと手を洗い、付着した病原体を洗い流すようにしましょう。手洗いは感染予防の基本。うがいは、口の中を清潔にすることで病原体の侵入および増加対策につながります。さらに、粘膜は乾燥すると病原体に感染しやすいため、乾燥を防ぐ意味でもうがいは大切なのです。
5.適度に加湿する
乾燥すると、病原体が含まれる飛沫が小さくなって飛ぶ距離が長くなり、感染しやすくなります。さらにノドや鼻の粘膜が乾燥して、炎症を起こしやすくなります。とはいえ、加湿しすぎるとカビやダニを繁殖させることにもつながるため、50~60%程度の加湿をおすすめします。空気中に含まれる病原体を減らす意味では、空気清浄機なども効果的ですね。
以上、5つの対策を実施して、風邪を引きづらい体になってくださいね。
取材協力:雪印メグミルク株式会社