収納棚で解決する
キッチンでは調理のしやすさと、片づけやすさの両方を考えた収納でなければなりません。それなのに便利そうな道具を買ってしまったり、食品のストックを余分に買い置きして、モノが増えてしまいがちです。すると途端にモノが溢れだして、深刻な収納問題が起こってしまいます。そんな収納場所の問題には、キッチンの空いたスペースに小さな収納棚を置いて解決しましょう。60センチ幅の収納棚があれば、湯気が気になる炊飯ジャーと、熱がこもりがちな電子レンジはもちろんのこと、下にはゴミ箱を上には密閉容器などが収まります。
【ファクトゥム】のトールキャビネット。棚のサイドをマグネットボードにすれば、メモのクリップもOK。
【イーヴァル】のラックと【ベクヴェーム】のワゴン。ラックの背面にファブリックを垂らすとオシャレ。柱にフックを付けてバッグを吊り下げても。
収納ラックで解決する
日本では、洗面所が脱衣所と洗濯スペースを兼ねているケースが殆ど。しかも決して広いとはいえないスペースなだけに、収納には一苦労です。入浴・洗面用品、洗濯用品、脱衣・洗濯かごなど、上手に仕分けをしないとすぐに混乱してしまいます。ところが、洗面所に備え付けられた収納だけでは足りないから片づかないのです。そんな限られたスペースでも、隙間や、使われていない空中部分があるはず。わずかなデッドスペースを見つけて、収納不足を解決しましょう。まずは置き式のラックを使って、洗濯機の上の空いたスペースを利用します。そのラックには、洗剤やピンチハンガーなど洗濯用品一式を収納ボックスで収納。S字フックを使ってカゴを吊り下げれば、無駄なくスペースが使えます。しかも洗濯ネットやピンチなど、細かいモノの整理に便利です。また洗濯機近くの空きスペースには、移動できるランドリーバッグが置けるとさらに良いでしょう。
ラックは【アントーニウス】。収納ボックスでアレンジが自由自在。
隙間はキッチリ採寸して、ジャストサイズの商品を探したい。
シンプルな家具で解決する
左画像の棚は【トロファスト】。右上画像の2段ベッドは【トロムスフォー】。右下画像はIKEAの突っ張り棒。 子どもが自分の部屋を持ちたがるようになったら、そのタイミングで、家のあちこちに置きっぱなしにするのを止めてもらいましょう。それにはまず、子ども部屋の収納を整えることが先決です。とはいえ、目先の収納に振り回されると、後から追加したり取り替えたりできなくなるので要注意。子どもの成長とともに変化する状況に合わせて、その都度に対応していくことが肝心です。そこで、子ども部屋の収納を整える最初の段階では、シンプルな家具を使うと良いでしょう。また何処に何があるのかが直ぐに分かる、扉のないオープン棚が子どもには適しています。さらにその棚にトレイを組み合わせて、トレイごと出し入れできる形になっていると、おもちゃや学用品などの仕分けがしやすく片づけるのも簡単です。
左の棚は【トロファスト】。右の2段ベッドは【トロムスフォー】。小さな部屋は散らかせないから、片づけ習慣がつきやすい?!
トレイの正面にラベルを貼ると一目瞭然。IKEAには突っ張り棒もある。
収納問題を解決するヒントは、まだ他にもあります。狭くても片づくキッチン収納のコツや、カビ知らずのサニタリー収納も参考にしてくださいね。散らかりやすいリビングダイニングで、IKEAの壁面収納を使うコツもご紹介しています。
なおイケアストアでは、2009年8月20日から10月21日まで、豊富な知識を持った【イケア 収納問題かたづけ隊】が常駐。あなたの収納問題を片づけてもらいましょう。