前回、多機能掃除用品「塩素系漂白剤」の基礎編で、そもそも漂白剤って何? といったことを記事にしましたが、今回はその応用編、活用方法や種類を紹介します。

「塩素系漂白剤」の活用法

まないた

まな板の茶色い汚れは「黄色ブドウ球菌」・・・・・・塩素系漂白剤の出番です

塩素系漂白剤」は、主に家庭では、浴室やキッチンなどを中心とした水まわりの「除菌」(カビの殺菌、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの殺菌)、「漂白」(カビなどの色素を抜く)に活用される素材です。

白物専用の衣料用漂白剤としても使用されますが、素材を選ぶため、そう日常的に使われることはありません。

独特の塩素臭があることから、あまり水まわり以外の居室で使用されることはありませんが、「ノロウイルス」などの嘔吐の始末では使用せざるを得ないこともあります。そういった際の使い方にはいささかの注意が必要です。

基本的に「強アルカリ性」なので、使用の際は必ず「ゴム手袋」を着用し、目に入らないよう「メガネ」、吸引を避けるよう「マスク」の着用は必須です。


■使い方

・市販の「塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム溶液)」(液体)は、必ず「有効塩素濃度」を確認してから、適度に希釈して使用します。

(例)ノロウイルスの嘔吐物処理の際の掃除に、塩素濃度200ppm=0.02%に希釈する場合


1)原液の有効塩素濃度が1%の場合=50倍に希釈(水1Lに対して原液20ml)
2)原液の有効塩素濃度が5%の場合=250倍に希釈(水1Lに対して原液4ml)
3)原液の有効塩素濃度が6%の場合=300倍に希釈(水1Lに対して原液3ml)
4)原液の有効塩素濃度が12%の場合=600倍に希釈(水1Lに対して原液1.7ml)

泡状のスプレータイプなどになっている、カビ取りや漂白などに使う市販の「塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)」は、すでに適切な(ある程度、安全な)薄さに希釈されていることが多いので、勝手に薄めたりせず、ボトルに表示されている使用上の注意に則った方法と対象物に沿って使用します。