「漂白剤」って何ですか?


白い服

真っ白い服の爽やかさには「漂白剤」が必須です

紙や繊維、食品、その他いろいろな素材に付着した不純物などによる汚れや色(色素)を「白くする」ことを指して「漂白する」といいます。この「漂白」を、化学薬品の力によって行う、その薬剤を総称して「漂白剤」と呼びます。

基本的に、「漂白剤」は酸化作用(物質に酸素を結合させる)や還元作用(物質から酸素を奪う)によって色素を分解などすることで、対象を「白く」する薬剤です。

この「漂白剤」は、「酸化型漂白剤」と「還元型漂白剤」に大別され、そのうちの「酸化型漂白剤」は「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」に分けられます。

今回はこの「塩素系漂白剤」について、くわしくご説明したいと思います。



「塩素系漂白剤」って何ですか?


プール

プールの水は「塩素」臭い・・・・・・

学校のプールや公衆浴場にうっすら漂う、特徴的なにおい。あの独特の臭気を、よく「塩素臭い」なんていう言い方をしますよね。

この「塩素」はいわゆる原子番号17の有名な元素で、常温では黄緑色の気体です。

独特の臭いと、毒性を持つ塩素。裏を返せば強い漂白・殺菌力を持ち、有用性が高いのです。ただなにぶん気体の状態ではあまりにも扱い難いため、水酸化ナトリウム水溶液と反応させた「次亜塩素酸ナトリウム」という液体のかたちで活用されることが発見されました。この「次亜塩素酸ナトリウム」が、「”塩素”系漂白剤」の主成分になります。