作品を通して、90年代ヒップホップのムーブメントがどうやって巨大なものとなっていったのかをシェアしたい
監督はボビート自らが担当。2012年にリリースされたNYのピックアップ・バスケットボールをテーマにしたドキュメンタリー映画「Doin’ It In The Park」以来、2作目の監督作品となります。劇中にはナスやJay-Zなどの大物も登場。当時の思い出を語りながら、 “The Stretch Armstrong & Bobbito Show”がどれだけ影響力のある番組だったかなどを語っています。ボビートはこの映画を通して、90年代ヒップホップのムーブメントがどうやって巨大なものとなっていったのか、その裏にあるストーリをシェアしたいそうです。
Stretch & Bobbito With Jay-Z/Photo by Matt McGinley
Stretch & Bobbito With Nas/Photo by Gio Reda
2015年8月にはセントラルパークのサマーステージで、一足先に映画の上映会を兼ねて、ヒップホップのコンサートも開催。ピート・ロックやファット・ジョー、ロード・フィネスやブランド・ヌービアンのメンバーらを始めとする90年代のヒップホップ・レジェンド達がパフォームしました。夏の熱気に包まれて会場はかなり盛り上がったようで、多くの参加者にとって90年代の良き時代を思い返し、懐かしく、たまらないイベントになったことでしょう。
Central Park Summer Stage/Photo by Justin Francis
また、ストレッチとボビートは映画の制作にかかった費用や、これから映画館で上映するためにかかる費用などの資金5万ドルを、クラウドファンディングのキックスターターで募っています。こちら期限が9月12日までと、残りあともう僅かなので、是非チェックしてみて下さい。
今後は、世界で映画の上映ツアーとアフターパーティーを行い、このプロジェクトと“The Stretch Armstrong & Bobbito Show”の25周年記念を、来てくれた皆さんと一緒に祝うことを計画しているそうです。
日本での上映はまだ未定ですが、10月末にストレッチとボビートのウエブサイトにて、映画をデジタルリリースするそうなので必見! ちなみに私が撮影したJay-Zや、今は亡きビッグ・パンなどの写真も映画で使用されていますので、映画を見た際には是非チェックしてみて下さい。