ケニア/サファリの基礎情報

ケニアで鍛えたカメラの腕!サファリで動物を撮るコツ(4ページ目)

動物カメラマンも教えてくれない、ケニアで野生動物の写真を撮るコツとは?動物を撮るためにカメラの腕はもちろん大切ですが、まずはケニア旅行で起こりがちな”あるあるハプニング”を知ること。動物写真を撮るために知っておきたい“サファリの法則”についてご紹介します。

執筆者:武田 ちょっこ

サファリの法則3:「チーター、出てこーい!」などと念じると、その動物はかえって現れない。

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探すといないのに、忘れた頃にひょっこり現れるのが野生動物


サーバルやクロサイなど、滅多に姿を現さない稀少動物も、ぜひとも撮影に成功したいものです。中にはライオンを探すのもやめてチーターに賭けるなど、一心不乱な方もいますが、「チーターが見たい!」「出て来い、出て来い!」と強く思えば思うほど、現われない。これもサファリの法則なのです。

動物も必死すぎる私達の殺気を感じるのでしょうか。動物に会いたければ自然体でいて、アフリカの自然に溶け込みましょう。これがサファリ写真を撮る最大のコツかもしれません。忘れた頃にひょっこり現れるのも、サファリの法則なのです。  

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車の接近を嫌うオオミミギツネ。子どもが小さいころは巣穴から離れないため、あまり逃げません

ケニアで動物写真を撮るときは、カメラの機能を駆使する前に、野生動物の性格とサファリの法則を思い出してください。

そして、良い動物写真というのは、シャッターチャンス以上に被写体である動物に対する愛情です。どんな決定的瞬間をとらえても、動物を追い詰めて撮ったような写真が人の心を打つわけがありません。動物を近くで見たい!という気持ちは誰もが同じですが、ルール違反が与える野生動物への負荷を考えて、そこは我慢。国立公園のパークルールを守って楽しいサファリを!
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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