ケニア/サファリの基礎情報

ケニアで鍛えたカメラの腕!サファリで動物を撮るコツ(3ページ目)

動物カメラマンも教えてくれない、ケニアで野生動物の写真を撮るコツとは?動物を撮るためにカメラの腕はもちろん大切ですが、まずはケニア旅行で起こりがちな”あるあるハプニング”を知ること。動物写真を撮るために知っておきたい“サファリの法則”についてご紹介します。

執筆者:武田 ちょっこ


サファリの法則2:草原を駆け抜ける動物を撮りたいけれど、車を止めると動物も止まってしまう。

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普段は頭を下げて草を食べている姿ばかり。走っている姿は野生味があり、ぜひ写真に残したい

走っている時のガゼルやシマウマには躍動感があり、カッコ良いですよね。軽やかに走っている動物が撮りたい!でも車を止めてもらって、「さあ撮ろう」とすると、動物も走るのをやめています。車から逃げるために走っていのだから、車が止まれば安心して立ち止まります。せっかくさっきまでカッコ良かったのに……。これも、サファリの法則なのです。

こういうときは車を止めてもらわず、揺れる車内からシャッターをたくさん切りましょう。たぶん動物はフレームからはみ出てしまうので、連写で切りまくるのがコツです。失敗写真の中に奇跡の一枚があるかもしれません。

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動物が草原を駆け抜ける姿は、流し撮りで撮影したいところ。でも車を止めると、動物も走るのをやめてしまいます

でも、車が走っているときにカメラを構えるのは危険なので、くれぐれも注意してくださいね。できるだけ平坦な道で車が揺れないときに挑戦しましょう。ズームで寄るとフレームアウトする可能性が高いので、引きで撮ってトリミングするのも、ひとつのテです。

サファリカーが止まると動物は安心し、草を食べるために頭を下げてしまいます。一度頭を下げるとなかなか上げてくれないので、エンジン音に驚いたときの動物や、自分が乗っている車ではなく他の車から逃げる動物など、常にカメラを身近に置いて、シャッターチャンスをお見逃しなく!

次ページは、野生動物を撮るために知っておきたい、サファリの法則3
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