野生動物にあふれたケニアは被写体の嵐

savanna

草原は絵になる光景にあふれています。メモリーカードは充分に持って行くといいですよ

アフリカまで繰り出してサファリするのだから、野生のライオンや迫力のあるアフリカゾウなどの写真をバッチリ撮りたいですよね。

サファリで使えるカメラとは? サファリ暦24年のガイドが、一眼レフとコンパクトデジカメの両方を実際にケニアで使用してみて実感した使い勝手、メリットとデメリットなどについてご紹介します。

ベストはズームレンズ装着の一眼レフカメラ

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遠くの被写体をカメラで追うのは意外と難しい。ファインダー式なら、目線で追うように捕らえることができます

やはり一眼レフカメラが一番重宝します。特に液晶モニターだけのタイプではなく、ファインダーをのぞいて写せるものがベストです。

ファインダーをのぞくタイプのカメラは、目線を動かすのと同じように被写体を追うことができるのが大きなメリット。さらにズームも電動ではなく手で動かせるタイプなら、思い描いている構図に素早く持っていくことができます。

一瞬のシャッターチャンスを逃さないことが、ケニアで野生動物を撮る最大の秘訣。ファインダー式の一眼レフで、なおかつ手動のズームレンズ装着の一眼レフであれば、とっておきのシーンを逃すことなく写せる可能性が高くなります。

野生動物を撮るには、300ミリズームが理想

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小さな鳥を狙うのであれば400ミリ欲しいところですが、大型動物は300ミリあれば充分。この写真は300ミリズームの一眼で撮影

動物との距離は、その動物の性質や状況にもよりますが、車を恐れないライオンなら数メートルまで近づくことが可能です。草食獣でも通常10~20メートルぐらいの距離で見られるので、望遠は200~300ミリあれば、充分迫力のある写真が撮れます。

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広範囲を写したいときは、広角レンズが必要。この写真は広角レンズを使用

一方、サバンナの広大な風景やキリマンジャロ山の全景を写したいときなどは、広角レンズが欲しくなるでしょう。望遠レンズと広角レンズの2本があると様々な被写体を撮ることができます。ガイド自身はレンズを分けず、28~300ミリのズームレンズを1本だけ持って行っています。

メリットは、状況に合わせてレンズを取り替える必要がないので、シャッターチャンスを逃しにくいこと。特に被写体が動く野生動物の場合は、このメリットは大きいと言えます。また乾燥したサバンナでは砂埃が舞っているので、レンズを取り替えるときに砂が入るかもしれないという心配もありません。

デメリットは広角から望遠まで幅があるレンズの場合、多少画面が歪曲することですが、プロのカメラマンが写真集を作るような精密な写真を狙っていない限り、問題なく満足できる写真が残せるでしょう。

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