ケニアに行ったらビッグ5を抑えよう!

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ビッグ5のひとつライオンは、観光客に人気の動物ナンバー1

古代遺跡や美術館、おしゃれなカフェやショッピングモール、景勝地など、見どころは様々ありますが、ケニアといえばやっぱりサファリ!ライオンやアフリカゾウ、チーターなどの野生動物たちが、まさにケニアの“観光スポット”なのです。そんな中でぜひとも見てみたいのが、ビッグ5と呼ばれる5種。ライオン、ヒョウ、アフリカゾウ、サイ、アフリカ水牛のことで、これらは狩猟を行っていた時代、仕留めるのが特に手強かった猛獣達です。

もちろん、この“観光スポット”は、いつも決まった所にあるわけではなく、神出鬼没。また、ケニアに行くたびに違う表情や行動を見せてくれるのも魅力のひとつで、それがケニア旅行者にリピーターが多い理由でもあるのでしょう。

ビッグ5の王者ライオン

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タテガミを持たないメス。ライオンは群れで行動しています

サファリを楽しむ観光客に不動の人気を誇るのが、言わずと知れたライオン。いまさらその特徴を説明するまでもないと思いますが、タテガミが生えているのがオスです。ゲームドライブではきっと立派なタテガミを持ったオスと、複数のメスの両方を見ることができるでしょう。というのもライオンは、単独で行動するネコ科の動物の中では珍しく、群れで生活しているのです。

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高さ2メートルぐらいの木が茂るヤブ地は、ちびライオンの安全地帯

ライオンの群れは英語で“プライド”と呼ばれ、1~数頭のオス、複数のメス、そして子ども達という構成。子どものオスは3歳ぐらいになるとプライドを離れて独立します。オスの仕事は他のライオンや、子どもを狙うハイエナなどからプライドを守ること。メスの仕事はハンティング。チームプレーで行います。子育ても仲間で協力し合うなど、ライオンはプライドをつくり、力を合わせて生きているのです。

ハンティングは主に明け方の薄暗い時間に行われるので、サファリ中に見られるのは稀ですが、捕らえた獲物に食らいつく姿はしばしば目にする光景です。仕留められたヌーやシマウマはちょっとかわいそうだけれど、本物の野生の姿を目撃することこそ、動物園とは違うサファリの醍醐味でしょう。

ライオンが見られる国立公園
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アンボセリのライオン。目撃できるか否かは運次第

・マサイマラ国立保護区……アフリカ全体でもライオンの数は3万2000頭にも満たないと推測されていますが、ケニアのマサイマラ国立保護区はライオン密集地。2009年の調査では825頭が確認されています。2泊もすれば見られないことは、まずありません。
・アンボセリ国立公園……数は非常に少ないのですが、それほど広くない敷地の半分が砂漠地帯のため、ライオンが生息できる地域が限られているのがメリット。私の経験では以前に比べると目撃率がアップしていますが、2009年の大干ばつでかなり数を減らしてしまいました。
・ナクル湖国立公園……20余年にわたる私の経験で目撃率は10%以下。でも、います!2013年4月には、国立公園付近の道路にメスライオン2頭が出現し、レンジャーが出動する騒ぎが起きています。
・ナイロビ国立公園……町から十数キロしか離れていないのに、ライオンも生息。目撃率は五分五分です。
・アバデア国立公園……90年代には見られたのですが、今は数頭も残っていないと推測されています。見られれば奇跡。
・サンブル国立保護区……目撃率は高くありませんが、私の経験では五分五分の確率で見ています。