大塚製薬が「ネイチャーメイド」を機能性表示食品として発売
大塚製薬株式会社は9月1日より、「ネイチャーメイド」の3製品を機能性表示食品としてリニューアル発売する。これに伴いパッケージも一新。それぞれの成分に期待される機能性がわかりやすいデザインを採用した。対象となる製品は次の通りだ。■ネイチャーメイド「ルテイン」
- 届出表示:本品にはルテインが含まれます。ルテインは、目のコントラスト感度(色の濃さの判別力)をサポートすることが報告されています。
■ネイチャーメイド「アスタキサンチン」
- 届出表示:本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは、目のピント調節機能をサポートすることが報告されています。
■ネイチャーメイド「フィッシュオイルパール」
- 届出表示:本品にはEPA・DHAが含まれます。EPA・DHAは、血中脂肪の上昇を抑えることが報告されています。
続々と登場する機能性表示食品
2015年4月よりスタートした「機能性表示食品制度」は、それまで利用されていた「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」に加わった、第三の制度だ。国への届出は必要だが、審査・認定が行われるわけではないため、トクホよりもスムーズに“機能性”を製品に表示できる。そのため、今後さまざまな食品で取り入れられ、身近な存在になっていくことが予想されている。■関連記事
2015年度に新たな制度が?「食品の機能性表示」とは
今回新たに発売するネイチャーメイドの3製品においても、「目のピント調節機能をサポート」「血中脂肪の上昇を抑える」など、体の特定の場所にどのような効果が期待できるのかが分かりやすく表示されるようになる。自ら調べ、学びながら製品を選ぶことはもちろん大事だが、はじめから記載されていることで、より手軽に機能性を知る手助けとなるだろう。
また、機能性表示食品においては、販売する企業が表示の根拠となるデータを消費者に分かりやすい形で公開する義務がある。大塚製薬のように下記のようなWebサイトを用意している企業も多いので、より適切な製品選びの参考にしたい。
■関連サイト
機能性表示食品について(大塚製薬)