夏フェス×インスタグラムの新たな取り組み
今年の夏フェスのうち、フジロック、ライジングサン、サマソニの3つの会場で、参加者のインスタグラムから投稿された写真が会場の大型スクリーンに反映されたり、アーティストのバックステージ写真がインスタグラムの公式アカウントに反映されるという取り組みが行われました。10FEETタクマをステージ上からパチリ
インスグラムとは?
インスタグラムは写真や動画を共有することに特化したSNSで、特に美しい写真や完成度の高い動画の投稿が多いという特徴があります。写真や動画をシンプルに投稿できることから、アート系や音楽系の利用者が多いといわれています。たとえば、サマーソニック2015に出演したアーティストの中でも、大半の方がオフィシャルアカウントを持っているとのことでした。ZEDDの投稿によるサマソニ2015会場の様子
サマソニ公式アカウントで、アーティストのバックステージ写真や、アーティスト本人がアップするステージからのライブ写真などのほか、貴重な写真が多数公開されています。
検索機能が充実
インスタグラムの投稿は、キーワードやハッシュタグ、さらに場所などから検索できます。興味のあるキーワードで検索すると、その関連の写真や動画がずらりと出てきます。公式アカウント「summersonic_official」では、会場の様子、ライブ前のアーティストの様子、ステージから見る会場の熱気などが伝えられ、ハッシュタグ「#サマソニ」で検索すれば、そのハッシュタグがつけられた投稿がずらりと現れて、参加者たちの楽しんでいる様子が伝わってきます。写真や動画を見ることで、参加した人も参加できなかった人も、会場の雰囲気やアーティストの様子を知ることができるというわけ。ファレル本人のアカウントで投稿されたライブの様子
アーティストとの距離を縮めるメッセージ機能
ハッシュタグで他の参加者の数々の投稿を見ながら楽しかったライブの思い出に浸ったり、公式アカウントに投稿されたアーティストの貴重な写真に心躍らせたり、自分のお気に入りの写真を投稿して同じ思いの人々と共有したり、アーティストとつながってライブの感想をメッセージで伝えることも可能。遊び方は工夫次第でまだまだ広がりそうです。音楽を楽しむツールとして
ちなみに、フジロック、ライジングサン、サマソニすべてに登場し、今年の夏フェスを席巻しているザ・テレフォンズは、インスタグラムを活用しているバンドのひとつ。インスタグラムを活用するザ・テレフォンズを紹介
今後のフェスやライブでも、バックステージの貴重な写真を公開してくれるはずです。音楽やアートと親和性の高いSNS「インスタグラム」を使って、これからの音楽フェスをもっと楽しんでみませんか。