敷地を最大限に活かす3階建て。特徴は3つの“プラスワン空間”

中島さん

住友林業 住宅事業本部 池袋支店 係長 中島知之さん

今回、取材したのは東京都豊島区の街なかに建つモデルハウス。敷地面積は約20坪、三方を建物に囲まれた、都市型住宅の典型例です。「住友林業の家は和風住宅のイメージが強いと思うのですが、実は都市型の3階建ても得意分野なのです。このモデルハウスでは、3階建てライフを豊かにする3つの“プラスワン空間”をご提案しています」と、設計を担当した中島さん。厳しい敷地条件を最大限に活かした『3階建て5層構造』の家をご案内していきましょう。

間取り図

敷地面積64.55m2(19.52坪) 建築面積37.88m2(11.45坪) 1階床面積29.60m2 2階床面積37.88m2 3階床面積32.08m2 PH床面積4.14m2 延床面積103.70m2(31.35坪) 半地下収納面積11.59m2


外観

北側道路の場合は建物の表情が乏しくなりがちですが、自由設計の住友林業の家なら、こんなに表情豊かな外観をつくり出せます


都会的でモダンな外観は、来場者に好評とのこと。BF構法が可能にしたキャンティレバー部分は、柱なしで1.8mせり出しています。その下部は駐車スペース。運転席側からの出入り時、雨に濡れなくて済みます。

さて、まずは1階からご案内しましょう。7畳の主寝室は北向きですが、大きな窓のおかげで想像以上に明るい空間。そして、床下にはこのモデルハウスの特徴であるプラスワン空間『+Celler(プラスセラー)』があります。主寝室と同じ7畳の半地下収納で天井高は約1.3m、空気清浄機能と換気扇を完備。大容量の収納空間は、季節用品、趣味の道具、防災用品の備蓄などに便利です。これだけの広さがあれば、家の中に物があふれずに済みそうですね。

1階には浴室と洗面室もあります。浴室は、1坪タイプのシステムバス。洗面所は、ゆとりのある収納が特徴。リネン収納のほか、洗剤などをしまえる壁内収納もあります。
主寝室

半地下収納には、写真の右下に見える出入口から備え付けのハシゴで出入りします。 出入口は転落防止のネット付きで安心です

『+Celler(プラスセラー)』は7畳のビッグスペース。季節のアイテムや備蓄品の収納など、便利な空間です

『+Celler(プラスセラー)』は7畳のビッグスペース。季節のアイテムや備蓄品の収納など、便利な空間です


2階への階段を上り切ったところには、洗濯機収納とパントリーがあります。洗面室に洗濯機を置かず、2階に置いたのは洗濯動線に配慮してのこと。水に濡れた洗濯物を持って長い階段を上らずに済むように、また、キッチンに立ちながら同時並行で洗濯をできるようにと、家事動線にも配慮しています。

2階には、BF構法ならではの伸びやかな空間が魅力のLDKが広がります。ペニンシュラタイプの対面キッチンには吊戸棚がないため、一層広がりが感じられます。
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LDK

北側の窓は見晴らしがよいので、あえて大きめのサイズに。隣家の迫る西側の窓は高めの位置とし、視線を遮りつつ採光は確保。このように、周辺環境を考慮して窓の位置を決めています

キッチン

配膳に便利な広いカウンター、通路幅にもゆとりがあり、 複数での作業もしやすいキッチンです

 

また、リビング脇には壁で仕切られた書斎コーナーを設置。造り付けの広いカウンターと本棚があり、子どもの勉強スペースや、家事コーナー、パソコンコーナーなどにぴったりです。ドアは設けていないので、声をかけやすいつくり。このようなスペースがあることで、リビングに勉強道具や雑誌などが散らかりにくくなります。
書斎コーナー

書斎コーナーは3畳。来客時に、子どものおもちゃなど 散らかった物をサッと隠すのにも便利です


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