都市の邸宅を、住友林業の経験豊富なデザイナーが設計

藤原氏

住友林業 住宅事業本部 注文住宅事業部 商品開発部 次長 藤原広行さん

「敷地に課せられた法規制や、採光・通風の問題など、都市の住宅設計にはさまざまな難しい条件があります」と語るのは、住友林業 住宅事業本部 注文住宅事業部の藤原さん。ほかにも、近隣配慮やプライバシーの確保など、クリアすべき課題が数多くあります。

しかし、都市の暮らしにはそれを補って余りあるメリットがあるのも事実。ハイレベルな設計力と豊かなセンスをもってすれば、難しい条件をクリアして魅力的な住まいを創り上げることも可能です。「住友林業では、豊富な経験と見識を備えたデザイナー(建築士)による“邸宅設計プロジェクト”を進めています。そのプロジェクトを商品として具現化したのが、今回ご紹介する『BF GranSQUARE(グランスクエア)』です」(藤原さん・以下同)。さっそく、その概要をご紹介しましょう。


外に閉じ、内に開く。箱型がつくりだすさまざまなデザイン 

『BF GranSQUARE』は、邸宅設計をコンセプトに、“箱”というシンプルな形を基本としてデザインした住まいです。「設計は、まず敷地に“箱”を置くことから始まります。そこから、周辺環境や法規制などさまざまな要素を考慮して、形を変化させていきます。“箱”は、住宅設計の基本形なのです」。箱型を基本に、必要な要素を残しつつ、不要な要素は省いていく。そのような作業を重ねることで、住まいは形づくられていきます。

また、都市の邸宅には、箱型のいわゆるモダンなスタイルが多く目につきますが、それにも設計上の理由があるのだとか。「寄棟や切妻の屋根をのせる場合、建物の形に合わせて屋根の形を考慮する必要が生じます。一方、屋根形状を考慮に入れなくていい箱型の住まいは、自由度が高いのです。スクエアな形は、規制の多い都市の住まいに向いているといえます」。

さて、このような設計コンセプトをもとにつくられた『BF GranSQUARE』には、大きく分けて4つの間取りパターンがあります。“外に閉じ、内に開く”、プライバシーを確保しつつ光と風を取り入れる都市型住宅のセオリーに則ったプランです。以下の図をご参照ください。

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中庭を設けて「ロの字」の建物形状にする、2つの建物をブリッジでつなぐ、シンプルな箱型にする、箱をずらした形状にする。一口に“箱”から発想する住まいと言っても、さまざまなバリエーションがあり、それぞれのメリットがあることもわかります。
外観

シンプルな箱型の邸宅は、街並みのアイコンとして都市に美しく溶け込みます


また、プラン提案の中の一つに“中庭”があります。屋根のない中庭は、明るい日差しや心地よい風を導きます。自然の力を上手に取り込み、冷暖房機器に頼り過ぎない暮らしを実現してくれます。そして、庭に面した部屋をひと続きの空間として使えるなど、想像以上の広がりも生み出します。

中庭を望む

  

中庭を望む

  

室内は、木質感を生かすとともに、さまざまな上質な素材を組み合わせて、端正な空間を創り上げます。大きな開口部を設けることが可能な“ビッグフレーム構法”で、優れた耐震性を確保しつつ、開放感あふれる住まいを実現します。

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二世帯プラン

箱型デザインの二世帯住宅プラン。親世帯と子世帯は1階と2階に住み分け、内側に設けた中庭の吹抜けを通じてゆるやかにつながります。2階のテラスは内と外をつなぐ心地よい中間領域となり、ここから中庭を望むことができます

 
今回ご紹介したのは都市型邸宅のプランですが、近々、『BF GranSQUARE』の郊外型邸宅についても発表予定です。同じく、住まいにこだわりをもつ方々の要望に応える上質な邸宅です。ぜひ、楽しみにしていただければと思います。

 


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