お散歩が楽しい個性派エリア!ドレスデン新市街
ドレスデンの観光スポットといえばバロック建築が立ち並ぶ旧市街が有名ですが、エルベ川を挟んだ対岸に広がる新市街(ノイシュタット)にもじつは見どころがたくさんあるんです。新市街といっても近代的な高層ビルがそびえているわけではなく、古いたたずまいが残る落ち着いた住宅街のなかに個性的なショップやレストランが点在。アーティストや学生が多く住むこの界隈はドレスデンのトレンド発信地となっています。ここでは、新市街の歩き方とともに観光名所やおすすめのショッピングスポットをご紹介。路地をぶらぶらするだけでもおもしろい発見がありますので、ぜひのんびりとお散歩を楽しんでください。
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ドレスデン・ノイシュタット(新市街)への行き方
旧市街の旧宮廷教会の近くにあるアウグスト橋を渡り川を越えるとノイシュタット側の広場ノイシュテッター・マルクト(Neustädter Markt)に到着。トラムに乗る場合は4、8、9番でNeustädter Marktで下車。アウグスト強王像とハウプト通り
ノイシュテッター・マルクトに着くとまず最初に目に入るのがアウグスト王の像。なんと全身ゴールドの「金像」です。数々の伝説を残した強王らしさが表れていますね。ここからアルベルト広場(Albert Platz)までまっすぐのびるメインストリートがハウプト通り(Hauptstr. )。並木道の両側にこじんまりしたショップやカフェなどが並ぶ気持ちいい散歩道です。
ハウプト通りの途中には、秘密の抜け道のような小さなアーケード街「クンストハントヴェアカー・パッサージェン Kunsthandwerkerpassagen」があるのでお見逃しなく。アンティークショップや雑貨屋さんで、ドイツならではの温かみのある手工芸品が見つかりますよ。
アルベルト広場のすぐそばには、世界中で読み継がれているドレスデン生まれの作家、エーリッヒ・ケストナーの人生や作品を紹介する小さな博物館「Erich Kästner-Museum」があります。日本語の本やガイドも用意されているのでぜひ。ケストナーの作品はどれもすばらしいですが『点子ちゃんとアントン』は大人にも子どもにもおすすめしたい1冊です。
■ケストナーミュージアムHP(日本語)
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