痴漢の対策

痴漢被害を避けるために知っておきたい対策【最新版】(3ページ目)

多くの女性が悩まされる電車内痴漢。被害を避けるためにすべきこと、できることは何か? 小物や携帯電話を使うなどの新しい対策も紹介します。被害に遭う前にできることをしておきましょう。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

 

痴漢被害を避けるワザ

テンプルが太いサングラス

テンプルが太いサングラス

乗車前の列に並ぶ段階から、女性の後ろに並ぶようにして、自分の後ろに並ぶ人を見るようにしましょう。その際、少しでも嫌な感じがしたらためらわずに列を変えるべきです。それでもついてくるような場合は明らかにおかしいので、自分の後ろに立つ人に敏感になりましょう。

服装は変えたくないということであれば、痴漢被害を避ける小物が役に立つでしょう。もっとも簡単な小物といえば「サングラス」です。人の表情は目によく現れます。人の顔をぱっと見たときにたとえばスマホに集中しているか、何も考えずにぼーっとしているかなどわかるものです。

逆に表情がわからない人はどう反応するかも読みにくいため、痴漢も手を出しにくくなります。できればサイドからも目が見えないようなテンプル(つる)が太いようなものだとなおいいかもしれません。レンズの色もできるだけ濃い色を選びましょう。

改札を入ってから着用して目的駅で降りてから外せば、知り合いに見られることも少なく、痴漢被害を避けられるはずです。(混雑した駅通路でも痴漢被害はあり得るので周囲の状況を見て外しましょう)。

また、英字新聞、日経新聞などを読んでいる女性はしっかりしていて自己主張ができそうなので、何か怪しい行為をしたら、「何するの!」「痴漢!」と反撃されそうなイメージがあるためターゲットにしないということが考えられます。

 

次の被害者を出さないために!

スマホで周囲の人に救助要請

スマホで周囲の人に救助要請

犯罪とわかっていながら痴漢行為をする人は、反撃しない、騒ぎ立てないであろう女性を狙います。服装や表情などからそういう女性を選んでいるので、「私に何かしたら黙ってないわよ!」「痴漢はとっ捕まえてやる!」という雰囲気を出している女性は狙われにくいでしょう。つまり、日ごろから電車に乗る際には「痴漢に遭うかもしれない。私は絶対に許さない」という意識を持って乗車することが大切なのです。

被害に遭ってしまったら、えん罪にならないように確実に相手を特定しましょう。手首や上着の袖をつかんで自分の膝を落とせば相手もつられるため、周囲の人たちにもわかりやすくなります。そして、「この人痴漢です!」と叫ぶのです。痴漢に「やめてください」というのは、周囲の人たちに(これは二人の問題)と思われがちなので、社会の問題だと考えて周囲の人に協力を求めて、必ず鉄道警察隊などに届け出て、次の被害者を出さないようにするのがベストです。

どうしても声を上げられない場合、スマホなどに「痴漢に遭っています。後ろの男です」といったように文字を打ってそばにいる人に見せて協力を依頼しましょう。

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