痴漢被害を避けるワザ
テンプルが太いサングラス
服装は変えたくないということであれば、痴漢被害を避ける小物が役に立つでしょう。もっとも簡単な小物といえば「サングラス」です。人の表情は目によく現れます。人の顔をぱっと見たときにたとえばスマホに集中しているか、何も考えずにぼーっとしているかなどわかるものです。
逆に表情がわからない人はどう反応するかも読みにくいため、痴漢も手を出しにくくなります。できればサイドからも目が見えないようなテンプル(つる)が太いようなものだとなおいいかもしれません。レンズの色もできるだけ濃い色を選びましょう。
改札を入ってから着用して目的駅で降りてから外せば、知り合いに見られることも少なく、痴漢被害を避けられるはずです。(混雑した駅通路でも痴漢被害はあり得るので周囲の状況を見て外しましょう)。
また、英字新聞、日経新聞などを読んでいる女性はしっかりしていて自己主張ができそうなので、何か怪しい行為をしたら、「何するの!」「痴漢!」と反撃されそうなイメージがあるためターゲットにしないということが考えられます。
次の被害者を出さないために!
スマホで周囲の人に救助要請
被害に遭ってしまったら、えん罪にならないように確実に相手を特定しましょう。手首や上着の袖をつかんで自分の膝を落とせば相手もつられるため、周囲の人たちにもわかりやすくなります。そして、「この人痴漢です!」と叫ぶのです。痴漢に「やめてください」というのは、周囲の人たちに(これは二人の問題)と思われがちなので、社会の問題だと考えて周囲の人に協力を求めて、必ず鉄道警察隊などに届け出て、次の被害者を出さないようにするのがベストです。
どうしても声を上げられない場合、スマホなどに「痴漢に遭っています。後ろの男です」といったように文字を打ってそばにいる人に見せて協力を依頼しましょう。
【関連記事】
子どもへの声かけ、善意と不審の差
見知らぬ人物からのストーカー被害を避ける
「スカート内盗撮」被害を防ぐ基礎知識