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ウーマン村本は氷山の一角!? ストーカー被害の恐怖

ウーマン村本のニュースがきっかけになり、有名人へのストーキングが大いに話題になっています。しかし実際のところ、それ以前から執拗なストーカーに悩まされている有名人の話はよくあったようです。ということで今回はストーカー問題の深層に迫ってみたいと思います。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

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ストーカー問題の新展開

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ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんにストーカー行為を繰り返したとして、24歳の女子大生が警視庁に逮捕され、ストーカー問題が改めてクローズアップされています。「命の危険まで感じた」という村本の告白で、大マスコミからネットニュースにいたるまでザワついているようです。

これまでストーカーがニュースになるのは、殺人事件にまで凶悪化した場合がもっぱらでした。ところが今回は、つきまといの段階で即逮捕ですから、ニュース対応も大幅に変わるってものです。

ということで、改めてストーカー問題についてじっくり考えてみたいと思います。警察ざたにならないレベルでも、壮絶なスッタモンダが繰り広げられてるらしいですね。


法律で取り締まられ始めたのは最近

ストーカー規制法が施行された2000年。それ以前から大きな社会問題になっていましたが、警察も民事不介入という壁に阻まれ、被害者を完璧に守ることが難しかったといいます。

その数年前、1997年に入ってすぐに「ストーカー 逃げきれぬ愛」「ストーカー・誘う女」というドラマが、ほぼ同時期にスタートしています。そこから考えると「ストーカー」という言葉が日本で広まったのが、おそらく90年代のことでしょうか。

ただし、ストーカー行為自体は「つきまとい」という呼ばれ方で、はるか以前から世間にはびこり、多くの被害者を苦しめていました。当時、ほとんどの場合は表に出ることがなかったものの、ある特殊な職業の皆さんだけは、積極的に公表してきました。
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