「ラクマ」の手数料は6.6%。メルカリより安い
ここ数年で多くのフリマアプリが登場してきました。スマホなどを使えばすぐに出品できることもあり、ユーザーも多く、出品される商品も多岐に渡ります。ただ売れたときの手数料が気になるところで、フリマアプリの中で一番規模が大きいメルカリの場合、手数料は10%です。一方で、楽天のフリマアプリ「楽天ラクマ」(以下、ラクマ)は、ネックになる手数料が6.6%とメルカリよりも安く設定されています。一方、ヤフーの「PayPayフリマ」は5%でラクマよりも安く設定されています。メルカリよりも安いけれどPayPayフリマよりは高いというのがラクマの手数料です。
ラクマは楽天ポイントを支払いに使える
ラクマのアカウントは楽天IDと連携するため、楽天市場で買い物をしたときに付与される楽天ポイントがラクマでも使えます。期間限定のポイントが数百円分ある場合などは、「ポイント消化」として使うユーザーも少なくありません。ラクマでの支払い方法
ラクマでの支払い方法は複数あります。手数料がかかる場合もあるので、事前確認は必要です(カッコ内は手数料です)。- クレジットカード
- らくらくあと払い(ペイディ)(100円)
- コンビニ決済(100円~200円。商品価格によって変わります)
- FamiPay
- LINE Pay
- 郵便局・銀行ATM(100円)
- d払い(150円)
- auかんたん決済(150円)
- ソフトバンクまとめて支払い(150円)
- 楽天ポイント・楽天キャッシュ
- ラクマポイント
- クーポン(クーポンは不定期で行われるキャンペーンなどでもらうことができます)
ラクマの発送方法
ラクマに出品して購入されたら発送することになりますが、その場合、以下のような方法があります。■かんたんラクマパック(ヤマト運輸)
ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の3つの種類があります。荷物のサイズによって使い分けることになります。それぞれ匿名配送が使えます。
- ネコポス
料金は全国一律200円。
利用可能な販売価格は300円以上。
- 宅急便コンパクト
専用薄型BOX(70円)
34cm×24.8cm (A4サイズ) 以内
専用BOX(70円)
20cm×25cm以内、厚さ:5cm以内。
料金は全国一律530円。
利用可能な販売価格は570円以上。
- 宅急便
60サイズ(2kgまで)800円
80サイズ(5kgまで)900円
100サイズ(10kgまで)1150円
120サイズ(15kgまで)1350円
140サイズ(20kgまで)1550円
160サイズ(25kgまで)1800円
180サイズ(30kgまで)2100円
200サイズ(30kgまで)2500円
180サイズと200サイズはコンビニ、PUDO、マンションロッカーからは送れないので、ヤマト営業所から発送します。
■かんたんラクマパック(日本郵便)
郵便局と提携した配送方法で、匿名配送が使えます。
- ゆうパケット
料金は全国一律180円。
利用可能な販売価格は300円以上。
・ゆうパケットポスト
専用箱(65円)を使う場合は32.7cm ×22.8cm で厚さ3cm。
発送用シールを使う場合は、3辺合計が 60cm以内、長辺は34cm以内。縦と横が14cm×9cm以上で、円筒形状の場合は長さ14cm以上、直径3cmまで。ポストの老い間ぐちに入る厚さ。重さは2kgまで。
料金は全国一律175円。
利用可能な販売価格は300円以上。
・ゆうパケットプラス
専用箱(65円)の大きさは、24cm ×17cm ×7cm。重さは2kgまで。
料金は全国一律380円。
利用可能な販売価格は410円以上。
- ゆうパック
利用可能な販売価格は750円以上。
60サイズ:700円
80サイズ:900円
100サイズ:1150円
120サイズ:1350円
140サイズ:1500円
160サイズ:1500円
170サイズ:1500円
かんたんラクマパックの場合には全国一律の料金で、配送トラブルがあった時にはラクマあんしん補償・紛失補償が使えます。
■かんたんラクマパック以外で使える配送方法
- ゆうパック
- レターパック(プラス・ライト)
- ゆうパケット
- クリックポスト
- ゆうメール
- スマートレター
- 普通郵便
- ヤマト宅急便
- 飛脚宅急便
■着払いが使える配送方法
- ゆうパック
- ヤマト宅急便
- ゆうパケット
- ゆうメール
- 飛脚宅急便
ラクマとメルカリの使い分け
ラクマの特徴の1つは、クーポンの発行頻度が高いことです。 例えば全ての商品で使える3%オフのクーポンや3000円以上の商品で使える5%オフなどが頻繁に出ます。このタイミングでラクマに出品をすると売れやすくなります。ラクマのユーザーは、クーポンが出やすいのを知っているので、クーポン発行を待って購入しようとするからです。ラクマは販売手数料では中途半端な位置にあるのですが、購入者目線でのクーポンが多く、結果的に出品者にもメリットが生まれています。普段メルカリを使っていたとしても、タイミングを合わせてラクマを使っていくと良さそうです。ちなみに、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマに同時に出品するのはルール違反。必ず出品を停止してから、他のフリマアプリに出品するようにしましょう。
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