子育て/育児ストレス解消法

義実家への子連れ帰省が憂鬱……!? ママの必勝テクニック!

長期休暇は楽しいこともたくさんあるけれど、義実家の帰省のことを考えると頭が痛いというママへ。今回は、義実家への子連れ帰省を上手に過ごす、先手必勝法をお伝えします。漠然としたモヤモヤは、帰省する前に消化していきましょう!

横山 知己

執筆者:横山 知己

子育てガイド

<目次>

子連れ帰省! 義実家へのお願いは、旦那さんから伝えてもらおう

義実家への子連れ帰省

漠然としたモヤモヤは、帰省する前に消化していきましょう!

言うまでもありませんが、旦那さんのご実家である義実家。今まで年を重ねてきた分だけ、義両親との関係があります。

ママが直接相談しまった方が楽なこともたくさんあるかもしれませんが、些細なことから関係が崩れるのは避けたいですよね。

特に言いにくいことや、お断りしたい時などは、旦那さんに間に立ってもらうと、とても助かります。それを自然な流れにするためにも、義両親に話をする時はどんなことも、まずは旦那さんから話をしてもらうというルールにしておくと良いでしょう。

旦那さんはあまりあてにならない、気が利かないということもあります。そのような場合には、旦那さんに空気を読んでもらう、配慮してもらうことを期待するのは難しいかもしれません。旦那さんには義両親を大切にしたい気持ちがある、良い関係でいたい気持ちがあるということをしっかりと伝えた上で、具体的に協力してほしい内容を伝えると良いでしょう。
 

子育てへの口だしを事前に止める!

義実家に行った時に、特に不快に感じるのは子育てへの口出しではないでしょうか?そのストレスを少しでも減らすため、お子さんの様子を夫婦の子育ての方針も合わせて伝えておきましょう。

例えば、人見知りや夜泣き、ハイハイをしてイタズラが増えているなど、子供の月齢によるものもたくさんあります。ママ以外抱っこすると泣くので、抱っこは慣れるまで遠慮してほしい等、具体的に関わり方のポイントをお伝えしておくのもお勧めです。

また、おもちゃやお菓子、テレビやゲーム、日頃ママが心を砕いていることもたくさんあると思います。与える時には必ずママやパパに確認してもらえるようにお願いしておきましょう。

義実家にいても、子育ての主導権はママとパパ。ここはしっかりとおさえたいものですね。きっとおじいちゃんおばあちゃんも、孫可愛さゆえやってしまうこと。悪気があるわけではないと思いますが、世代間で子育てギャップがあるのも否めません。こちらの記事も参考にしてみてください。
 

食事が要!子供の体調管理と機嫌をキープしよう

食事は基本。体調や子供の機嫌にダイレクトに影響が出ます。食材や食事の形状(離乳食含む)、水のこと、日頃ママが大切にしていることはきちんと伝えて、用意してもらえるか相談してみましょう。

お酒を飲むお宅では、おかずがおつまみで子供には濃すぎたり、白米が炊かれないということもあります。子供の食事を用意してもらえるか、またはママ自身が台所に立っても良いか、確認しておくとお互いにストレスが減ります。

事前に相談しておけば、子供用のおかずを冷凍して持ち込むというのも一つの手。お願い事が増えると気が引けるかもしれませんが、帰省中に一つでもストレスを減らすためにも、ここはちょっと頑張ってみましょう。
 

子供のリズムをなるべくキープする

生活リズムをキープできるだけで、体調を崩すリスクを回避できます。

生活リズムをキープできるだけで、体調を崩すリスクを回避できます。

帰省中はお出かけや集まりなど、予定が決まっているものもたくさんあります。事前に確認して、子供がどの程度参加できるか、ママの中で心積りをしましょう。

何かと大人のペースで過ごすことが多くなるのも、要注意。体力のない子供を連れまわすのも、グズリの原因になりますし、体調に響くこともあります。時間を区切って先に帰る、お部屋に失礼する、時にはお留守番するというのも一つの方法でしょう。

子供のペースに合わせることで、自然とママにとっても休息時間がキープされます。あまりに義両親と密着した時間を過ごすと、ストレスもたまりますので、時には子供と一緒に散歩や公園に行って、少し息抜きをするのもお勧めです。
 

もう手遅れ!? なんてことはありません

さて、「初めが肝心!」 ということで、おさえたいポイントをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?子連れでの帰省を既に数回経験していて、ポイントをおさえられていないという場合もありますよね。今まで積み重ねてきてしまったものを、スパッと今回から変更して角が立つのは避けたいもの。

そういう場合には少しずつシフトチェンジしていきましょう。今までは、夜遅くまで付き合って起きてきたけれど、1時間早めに寝てみる。子どもと少しお出かけしてみる。内容はどんなことからでも構いません。少し自分のペースを取り入れる、スモールステップを積み重ねることで、次回の帰省はきっと楽になるはずです。
 

帰省中もマイペースでOK

もちろん、義実家の風習などもあるとは思いますが、ママの尊厳は大切に、できれば共存できる方法を探していけると良いですよね。

でも、あきらかな嫁いびりやイジワルがあるということもあります。旦那さんが守ってくれれば良いですが、もしそれも期待できない場合には、帰省の日数を減らす、ホテル泊にする、もしくは旦那さんだけ帰省してもらう等を検討しても良いと思います。

良い嫁でありたいという想いは、気が付かない間に心を窮屈にします。当たり前のようにすべてのイベントにお付き合いしたり、夜遅くまで起きていたりすることで、ママ自身のペースが崩れると、ママの心と体への負担も心配です。

元気な孫の顔を見せて楽しい時間を過ごすだけで、帰省の目的は80%以上クリア。マイペースに過ごしてみるのはいかがでしょうか?

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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