中流以下の人と、お金持ちの行動の違いとは?

中流以下の人はお金の流れを見直してみませんか

中流以下の人はお金の流れを見直してみませんか

皆さん、こんにちは。ロバート・キヨサキです。前回は、「金持ちになるのに必要なのはファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)だ」という金持ち父さんの教えと、それを構成する4つの専門力についてお話しました。大事なポイントなので、よく復習しておいてください。今回は、「会社を作って法律を味方につけること」についてです。

会社を持っているお金持ちの行動パターン

ずばり言いましょう。給料生活と、「自分の会社を持っていること」では何が決定的に違うのでしょうか。それは次のようなことです。

会社を持っている金持ちは、
1. 稼ぐ
2. お金を使う
3. 税金を払う

給料のために働いている人は、
1. 稼ぐ
2. 税金を払う
3. お金を使う

いかがですか?違いがわかりますか?会社に勤めている人は、先月の給料明細表を引っ張り出して目を通してみてください。収入から、税金の他、様々なものが差し引かれているはずです。あなたは、残ったお金で生活をやりくりしなければなりません。

会社の最大のメリットと保護機能

会社を作るメリットとは

会社を作るメリットとは

では「会社」を持っている人はどうでしょうか。会社が「収入」を得ると、そこから「経費」を差し引きます。税金がかかるのは残ったお金の部分だけです。これこそ、金持ちが利用する最大の合法的な節税のひとつなのです。

たとえば、オフィスの家賃や電話、FAX、パソコンなどの機器、文房具、会社の車の購入代金や保険料、修理代は経費にできます。スポーツクラブの会員権や、接待や打ち合わせを兼ねたレストランでの食事も経費にできます。ハワイで開いた重役会の費用でさえ、税法に定められた妥当な範囲内であれば経費になります。ほかにも、経費として落とせる支出はたくさんあります。どれも「合法的に」、「税金を支払う前の収入から」経費として使うことができるのです。どうですか?「自分の会社を持つ」ってすごくお得だと思いませんか?

また、米国は世界一の「訴訟社会」です。誰もが、何かにつけて多額の賠償金を得ようと裁判を起こしたがります。だから金持ちは、債権者やそういう裁判好きな人々から資産を守るために、会社や信託といったしくみを利用して、財産の大部分をうまく「隠して」います。賢い金持ちを相手に訴訟を起こしても、彼らは法律によって何重にも守られているので、たいていは無駄骨に終わります。これが、「会社」を持つ第2の大きなメリットです。

金持ちは、「会社」を通じてすべてを動かしていますが、自分では何も所有していません。だからこそ法律によって、彼らの資産は守られているのです。反対に中流以下の人は、自分ですべてを所有しようとするために、税金やその他の支払いに追われ、最後には資産そのものも失ってしまう人も少なくありません。

自分の会社を作ろう

「自分の会社を持つ」ことによって資産を守るには、高いファイナンシャル・インテリジェンスを必要とします。前回に述べた4つの専門力を学ばなければなりません。また、間違いを犯すことを覚悟し、そこから学ぶ心構えも必要です。もしあなたが、すでに資産と呼べるようなものを持っていたり、自分のビジネスを始めることに興味があったりするなら、できるだけ早く「会社を持つことのメリットと保護機能」について学ぶことをお勧めします。自分の会社を作るのは楽しいですよ!

今あなたがお金をいくら持っているかは問題ではありません。あなた自身の将来のより良い経済状態のために、今あなたが何をするかが問題です。お金について楽しく学びましょう!

★金持ち父さんのエッセイは次回に続きます!

★ロバート氏の連載を第1回から復習したい方はコチラへ!
「貧乏父さんが金持ち父さんに変わる新常識」第25回目まで好評配信中!


ロバート・キヨサキ氏

undefined

 

投資家、ビジネスマン、ベストセラー作家。著書『金持ち父さん 貧乏父さん』にて金持ちがお金について自分の子供たちに教えていること、中流以下の人たちが教えていないことを明かす。労働所得(給料)で生きるのではなく、お金がお金を稼ぎ出す不労所得の重要性を説き、お金教育の一環として『キャッシュフローゲーム』を開発した。

「金持ち父さん」日本オフィシャルサイト
http://www.richdad-jp.com/


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。