あなたが買ったものは資産?それとも負債?

金持ち父さんのルール

金持ち父さんのルール

皆さん、こんにちは。ロバート・キヨサキです。前回は、どれだけのお金を稼げるかではなく、「どれだけのお金を持ち続けることができるか」が大事だというお話をしました。だから金持ち父さんの言う通り、「金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」のです。

お金の勉強と言えばまず「会計」の知識です。そう聞いて嫌な顔をするあなたが目に浮かぶようです。会計なんてすごくわかりづらくて退屈だと思っている方も多いでしょう。しかし、この「会計」について学ぶことこそが、あなたを日々のお金の悩みから解放する第一歩だとしたらどうでしょうか。ちょっとやる気がわいて、わくわくしませんか?

金持ち父さんは、「会計はお金の勉強の基礎中の基礎」とよく言っていました。建造物と同じです。基礎がしっかりしていなければエンパイヤステートビルだって傾いてしまいます。彼は、子供だった私たちにお金に関する基礎をしっかり教え込むために、とてもシンプルな説明を用意してくれました。そして、その言葉が十分に理解できるようになったら、少しずつ専門用語や数字を交えて教えてくれるようになったのです。

お金について考えるのが苦手な方は、これは「お金のゲーム」だと考えたらどうでしょうか。そこには金持ちになるための鉄則が存在します。それは、「資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない」というルールです。金持ちになりたい人が知っておくべきことは、これだけで十分と言ってもよいでしょう。

しかし、このルールの深い意味を本当に理解している人は少ないと私は感じています。だから大部分の人は、いつもお金の問題で悩んでいます。もしあなたが同じ様な状態にあるなら、次の金持ち父さんの教えを頭に刻み込んでください。

中流以下の人たちが手に入れているものは負債

金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。


少年だった私は金持ち父さんにこう聞いたものです。
「つまり、資産が何かってことがわかって、それを手に入れれば金持ちになれるってことですか?」
「そうだ、簡単だろう?」と金持ち父さんはうなずきました。
「そんなに簡単なのに、なぜ金持ちになれない人がいるんですか?」
「なぜって、みんな資産と負債の違いを知らないからだよ」

金持ち父さんはさらにこう続けました。
「資産が何かを決めるのは、言葉ではなく数字だ。会計の世界で大切なのは、数字そのものではなくて、数字が何を意味しているかだ。つまり言葉と同じだ。言葉の場合だって、大切なのは言葉そのものじゃなくて、言葉が語るストーリーだろう?君たちも金持ちになりたかったら、数字を読み、それを理解する方法を学ばなければいけない」

金持ち父さんからその言葉をいったい何回聞かされたことでしょう。そうやって、私たちがお金に関する基礎をしっかり身に付けるようにしてくれたのです。

金持ち父さんは、物事を人に教えるときは「サルでもわかるくらい」簡単にすることが大事だと考えていました。「会計」の知識についても同じでした。ほとんどの人は文章を読んだり書いたりする読み書き能力ばかり気にかけ、「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)」には注意を払わない傾向にあります。

だから、あるものが本当は「資産」なのか「負債」なのか判断できない人が多いのです。それなのに、大人の自尊心が邪魔してしまい、「わかりません」と言える人や、ではどうすればいいのかを知っている人はとても少ないのです。

私も、できるだけ皆さんにわかりやすいようにとお話ししていきます。お金について楽しく学びましょう。

★第5回目は「資産と負債の違い」についてです。コチラへ!

★第3回目を復習したい人はコチラ!
「お金があってもダメ」と金持ち父さんが断言する理由

ロバート・キヨサキ氏
投資家、ビジネスマン、ベストセラー作家。著書『金持ち父さん 貧乏父さん』にて金持ちがお金について自分の子供たちに教えていること、中流以下の人たちが教えていないことを明かす。労働所得(給料)で生きるのではなく、お金がお金を稼ぎ出す不労所得の重要性を説き、お金教育の一環として『キャッシュフローゲーム』を開発した。

「金持ち父さん」日本オフィシャルサイト
http://www.richdad-jp.com/
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。